iPhone 4をドコモ網で使えるサービス「talking b-microSIM プラチナサービス」を試した |
すでに日本通信が提供している様々なサービスを紹介してきた。今回は、その中でも注目度の高いSIMロックフリー版「iPhone 4」向けに発売された「talking b-microSIM プラチナサービス」を使ってみたので紹介していこう。
日本通信「talking b-microSIM プラチナサービス」のサービス概要は以下の通りだ。
1) NTTドコモ網を使った広い3Gネットワークによる音声通話およびデータ通信が利用可能
2) データ通信速度はアプリごとにiPhone 4に最適化されている(理論値最大下り7.2Mbps/上り5.7Mbps)
3) 月額利用料6,260円(ISP代など含む/無料通話分1,050円)
4) iPhone 4で採用されているSIMカード「microSIMカード」で提供される
また、注意点としては、iPhone 4以外の技適マークを取得しているSIMロックフリー端末やNTTドコモ向けの機種でも利用可能だが、データ通信をiPhone 4向けに最適化されているため推奨はされていない。もちろん、何度も書いてきたが、ソフトバンクモバイルが販売しているiPhone 4やiPadは、ロックがかかっているため利用できない(ただし、特殊操作をしてロックを解除した場合を除く)。
実際に、SIMロックフリー版「iPhone 4」で使ってみたので、紹介しておこう。
パッケージは他の「b-mobileSIM」や「talkingSIM」と同じだ。
APN(アクセスポイント)情報が他と少し違っている。
通常のドコモのFOMAカード(左)と並べてみた。
iPhone 4は右側面にSIMカードスロットが搭載されているので装着しているところ。
海外版でも「設定」から「一般」→「情報」→「認証」と選択していくと、画面上に技適マークが表示される。
「NTT DOCOMO」と表示されてドコモの電波を掴んでいるのがわかる。
「設定」から「一般」→「ネットワーク」→「モバイルデータ通信ネットワーク」からAPN情報を入力する。これでデータ通信が利用可能だ。
メリットとしては、ドコモで音声通話およびデータ通信を利用する契約で、SIMロックフリー版「iPhone 4」を利用するとデータ通信料金だけで月額最大1万395円がかかる。月額基本料やiモード接続料(ISP代)なども含めると最低でも月額1万1690円かかるので、およそ半額程度になる“安さ”だろう。
一方で、デメリットもある。なにより、SIMロックフリー版「iPhone 4」を自分で入手しなければならず、海外から個人輸入したり、輸入品を購入したりしなければならないのが大変だったり、コストがかかったりする。
特に、コスト面では、ソフトバンクのiPhone 4と比べると、「バリュープログラム(i)」で購入した場合、本体代金含め利用料が月額6,185円(32GB)もしくは5,705円(16GB)となるため、利用料もやや高い上に、別に本体代がかかるのを考えるとかなり高額になるのだ。
それでも、ドコモのエリアの広さ、ネットワークの安定性を考えると、「ドコモ網を使いたいという人はいる」、そんな要望に応えたのが「talking b-microSIM プラチナサービス」となる。とはいえ、そのネットワークも部分的に下位レイヤーは、日本通信の設備となるため、そのままドコモを利用するのとは少し違うのも理解しておいて欲しい。
ざっと使った感じでは、通信速度に不満はなさそうだ。別途、どれほどの実力があるのか、などは動画で紹介していきたい。
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1) NTTドコモ網を使った広い3Gネットワークによる音声通話およびデータ通信が利用可能
2) データ通信速度はアプリごとにiPhone 4に最適化されている(理論値最大下り7.2Mbps/上り5.7Mbps)
3) 月額利用料6,260円(ISP代など含む/無料通話分1,050円)
4) iPhone 4で採用されているSIMカード「microSIMカード」で提供される
また、注意点としては、iPhone 4以外の技適マークを取得しているSIMロックフリー端末やNTTドコモ向けの機種でも利用可能だが、データ通信をiPhone 4向けに最適化されているため推奨はされていない。もちろん、何度も書いてきたが、ソフトバンクモバイルが販売しているiPhone 4やiPadは、ロックがかかっているため利用できない(ただし、特殊操作をしてロックを解除した場合を除く)。
実際に、SIMロックフリー版「iPhone 4」で使ってみたので、紹介しておこう。
パッケージは他の「b-mobileSIM」や「talkingSIM」と同じだ。
APN(アクセスポイント)情報が他と少し違っている。
通常のドコモのFOMAカード(左)と並べてみた。
iPhone 4は右側面にSIMカードスロットが搭載されているので装着しているところ。
海外版でも「設定」から「一般」→「情報」→「認証」と選択していくと、画面上に技適マークが表示される。
「NTT DOCOMO」と表示されてドコモの電波を掴んでいるのがわかる。
「設定」から「一般」→「ネットワーク」→「モバイルデータ通信ネットワーク」からAPN情報を入力する。これでデータ通信が利用可能だ。
メリットとしては、ドコモで音声通話およびデータ通信を利用する契約で、SIMロックフリー版「iPhone 4」を利用するとデータ通信料金だけで月額最大1万395円がかかる。月額基本料やiモード接続料(ISP代)なども含めると最低でも月額1万1690円かかるので、およそ半額程度になる“安さ”だろう。
一方で、デメリットもある。なにより、SIMロックフリー版「iPhone 4」を自分で入手しなければならず、海外から個人輸入したり、輸入品を購入したりしなければならないのが大変だったり、コストがかかったりする。
特に、コスト面では、ソフトバンクのiPhone 4と比べると、「バリュープログラム(i)」で購入した場合、本体代金含め利用料が月額6,185円(32GB)もしくは5,705円(16GB)となるため、利用料もやや高い上に、別に本体代がかかるのを考えるとかなり高額になるのだ。
それでも、ドコモのエリアの広さ、ネットワークの安定性を考えると、「ドコモ網を使いたいという人はいる」、そんな要望に応えたのが「talking b-microSIM プラチナサービス」となる。とはいえ、そのネットワークも部分的に下位レイヤーは、日本通信の設備となるため、そのままドコモを利用するのとは少し違うのも理解しておいて欲しい。
ざっと使った感じでは、通信速度に不満はなさそうだ。別途、どれほどの実力があるのか、などは動画で紹介していきたい。
記事執筆:memn0ck
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