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spモードメールが無線LAN環境で自動受信可能に!

NTTドコモは、24日、スマートフォン向けのISPサービス「spモード」の機能拡充についての発表を行っています。

今回発表された内容は、昨年11月に行われたNTTドコモの新商品発表会での発表通り、2月1日より無線LANによるspモードメールサービスのWi-Fi対応と公衆無線LANサービスの提供が行われます。また、spモードメール自動受信の詳しい方法についても発表されました。

●spモードメールサービスのWi-Fi対応

2月1日より、spモードメールサービスのWi-Fi対応が行われます。今までFOMA回線でしかメールの送受信ができず、Wi-FiがONの状況ではメールの自動受信が行われない状況でしたが、Wi-Fi対応することにより、Wi-FiがONの状態でもメールの送受信が行えて、メールの自動受信も行われます。ただし、新着メールの通知はFOMA回線を使って行われるため、FOMA圏外ではメールの自動受信は行えません(手動の送受信は可能とのこと)。

サービスは無料で提供されます。対応端末は現段階ではXperia(SO-01B)、LYNX(SH-10B)、GALAXY S(SC-02B)、GALAXY Tab(SC-01C)、LYNX 3D(SH-03C)、REGZA Phone(T-01C)の6機種となります。Windows Mobile機種は非対応となります。利用条件としては、2月1日朝9:00提供予定のspモードメールの更新が必要で、またFOMAカードを機種に挿入した状態であることが必要とのことです(FOMAカード無しの状況での送受信が本当に不可能かどうかは、後日確認して記事でご報告します)。

申込は不要ですが、ユーザーによりWi-Fi利用設定、Wi-Fiオプションパスワード設定、spモードメールアプリのメール設定がそれぞれ必要となります。

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利用方法ですが、まずは「spモード各種設定サイト」で、Wi-Fi利用設定および任意のWi-Fiオプションパスワードを設定します。このサイト自体はspモードメールアプリから呼び出し、FOMA回線で接続しなければなりません。この設定においてFOMA回線を利用した場合のパケット料金は無料となります。

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Wi-FiをONにして、spモードメールアプリを起動して、Wi-Fiオプションパスワードの入力、Wi-Fi接続確認を実施することでWi-Fi設定が完了となります。

●spモード公衆無線LANサービス提供開始

今までドコモの無線LANサービスMzoneは、ドコモのパソコン向けISP「moperaU」と契約しなければ使用できませんでしたが、今回spモード「公衆無線LANサービス」(spモードのオプションサービス扱い)でMzoneが利用可能となります。2月1日朝9:00提供開始となります。

利用料金は月額315円です。なお、2月1日~4月30日のキャンペーン期間中に申し込むと、spモード「公衆無線LANサービス」の月額使用料315円が1年間無料となります。ドコモショップ・ドコモインフォメーションセンターでの申込が必要です。なお、端末購入と一緒に申し込む場合は量販店や一般の販売店でも申込が可能となります。

対応端末はXperia(SO-01B)、LYNX(SH-10B)、GALAXY S(SC-02B)、GALAXY Tab(SC-01C)、LYNX 3D(SH-03C)、REGZA Phone(T-01C)、dynapocket(T-01B)、T-01A、SC-01Bとなります。こちらはWindows Mobile機も対応です。

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利用方法ですが、まずはMzoneエリア内に入り、設定画面で申込時に払い出されたSSID・WEPキーの設定を行います。

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spモードメールアプリから呼び出せる「spモード各種設定サイト」で、公衆無線LAN ID、パスワードが発行されていることを確認します。このサイト自体はspモードメールアプリから呼び出し、FOMA回線で接続しなければなりません。この設定においてFOMA回線を利用した場合のパケット料金は無料となります。

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ブラウザを立ち上げて、先程確認した公衆無線LAN ID・パスワードを入力すれば、公衆無線LANサービスMzoneを使うことができます。

spモードメールの使い勝手が大きく向上し、moperaU契約がなくてもMzoneを使うことができ、ドコモスマートフォンユーザーの利便性が大きく向上しそうです。s-maxではサービス提供後、これらのサービスの詳しい使い勝手についてお伝えしますので、ぜひお楽しみに! 




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spモードの機能を拡充(NTTドコモプレスリリース)