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ネットサービスの力を得てWindows Phone 7がパワーアップ

Microsoftの携帯電話OS「Windows Phone 7」では、自社サービスの「Windows Live」のほか「Facebook」「Twitter」「Google」などの各種ネットサービスと連携して、サービスの機能をスマートフォン上で活用できることに特徴があります。どのようなことができるのか、auの「IS12T」で試してみました。

Windows Phone 7端末をネットサービスと連携するには、「設定」-「メール&アカウント」でサービスのアカウントを設定します。設定できるアカウントは「Windows Live」「Outlook」「Google」「Facebook」「Twitter」「LinkedIn」などです。まずは持っているアカウントを登録してみましょう。なおWindows Liveについては、最初に登録したアカウントがマーケットプレースでのアプリ購入に用いるアカウントとなります。

【様々なアカウントが登録できる。基本的にはアカウントとパスワードを入力するだけ】
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アカウント登録のメリットが手っ取り早く確認できるのはホーム画面の「People」でしょう。この画面では、Windows LiveやGoogleのアドレス帳、Twitterのフォローユーザー、Facebookの友達をまとめて一覧表示することができます。また「新着情報」には、登録したアカウントから取得された友達の更新情報がまとめて表示されます。複数のネットサービスからの更新をまとめて時系列に表示できるほか、ネットサービスを選択しての表示も可能です。

【友達の新着情報を確認(写真=左)、表示するサービスは選択可能(写真=右)】
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【コメントの内容を確認したり、新たにコメントを投稿したりできる】
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また複数のネットサービス(例えばTwitterとFacebook)に存在する同一人物のアカウントは「リンク」という操作で1つにまとめて表示させることができます。リンクしておくことで、「人」を中心として複数ネットサービスが横断的に連携し、使用するネットサービスを意識せずにアクションが起こせるようになります。

【アカウントをリンクすることで「人」を起点としたコミュニケーションが可能】
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一方トップ画面の「Me」では、複数のネットサービスから自分あての投稿をまとめて確認できたり、新しく投稿したりできます。例えばTwitterとFacebookに同じ内容を同時に投稿するのも簡単です。

【投稿先を複数選択して同時に投稿することができる】
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Windows Liveのアカウントを登録しておけば、25GBの容量があるオンラインストレージサービス「SkyDrive」と連携して端末の機能を使うことができるようになります。撮影した写真をSkyDriveにアップロードしたり、SkyDriveに保存したOfficeファイルやPDFなどのドキュメントを端末上の「Microsoft Office」で表示・編集することができます。

【SkyDriveに置いたドキュメントが、あたかも端末内に存在するように表示される】
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【PowerPointプレゼンテーションの表示はアニメーションを含め再現度が高い】
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ネットサービスとの連携は他のスマートフォンでも行えますが、Windows Phone 7のそれはOSレベルでネットサービスと深く結合し、ネットサービスの機能をOSの機能として使える点に特徴があります。正直なところネットサービスと連携させない段階ではWindows Phone 7の魅力の半分も実感できないでしょう。ぜひお持ちのアカウントをIS12Tに登録してみてください。「アカウント登録するたび魅力が増える」ことうけあいです。


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エスマックス(S-MAX)
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IS12T製品情報(au by KDDI)