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端末の機能をひと通り試して、そろそろアプリを使いたい頃合いでは!?

スマートフォンといえばアプリをマーケットからダウンロードして活用するスタイルがすっかり定着しました。iPhone/iPadの「App Store」、Androidの「Android マーケット」のようなアプリストアは、Windows Phone 7でも「Marketplace」として用意されています。そこで今回はauスマートフォン「IS12T」を使って、Marketplaceから無料/有料アプリをダウンロードするまでの手順を紹介しましょう。

Marketplaceを使う前提条件として、「Windows Live」のアカウントを取得して端末に設定しておく必要があります。まだ設定していないという人はこちらの過去記事を参考にして設定してみてください。

それではアプリ一覧から「Marketplace」を起動してみましょう。Marketplaceでは、端末にインストールできるアプリやゲームを表示することができます。左右にフリックしてパノラマ画面を切り替えれば、滑らかな動きで様々なアプリが目を楽しませてくれることでしょう。

「おすすめ」ではWindows Phone 7おなじみのタイル型式でアプリが表示される(写真=左)。ある程度目的がはっきりしている人は「カテゴリ」から絞り込める(写真=右)

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さて、めぼしいアプリが見つかったら、さっそくインストールしてみます。アプリには無料のものと有料のものがあるのはiPhoneやAndroidと同じです。このうち無料のアプリは、Windows Liveのアカウントさえ登録されていれば(決済手段を登録していなくても)インストールすることができます。選択したアプリはすぐにアプリ一覧に登録され、インストール中を表すプログレスバーが表示されます。インストールが終わればプログレスバーが消え、アプリを利用できます。

アプリの画面で「インストール」をタップ(写真=左)。インストールの進行状況はアプリ一覧にプログレスバーで表示される(写真=右)

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次に有料アプリを見ていきましょう。Marketplaceではアプリを購入する前に「試用」が可能になっています。試用は決済手段の登録なしで利用可能。試用を選択すると無料アプリ同様端末にダウンロードされますが、起動時に「お試し版です」というメッセージと試用期限が表示されます。実際に購入する前にアプリを試すことができるのは便利ですね。

有料アプリでは「購入」のほかに「試用」が可能(写真=左)。試用中のアプリは起動するたびに期限が表示される(写真=右)

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有料アプリを試用してこれは購入したいとなった場合にはMarketplaceで「購入」を選択します。しかし実際に購入を行うためには、Windows Liveのアカウントに決済手段、具体的にはクレジットカードの登録が必要になります。画面のガイドに従えば端末からも登録することができますが、PCが使える環境であれば、

・Xboxのアカウント(http://www.xbox.com/accounts
・Zune.net(http://www.zune.net/
・PCにインストールされたZune ソフトウェア

からもクレジットカードの登録ができるようになっています。好みに合わせて登録手段を選択すればいいでしょう。なおAndroidで導入されているようなキャリア課金(月々の電話料金と合算して支払う)の仕組みは現時点で用意されておらず、必ずクレジットカードの登録が必要となります。

決済手段が未登録の状態で有料アプリを購入すると、決済手段の登録を促される(写真=左)。クレジットカードの登録は端末からも行えるが入力が大変かも(写真=右)

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Xboxのサイト(http://www.xbox.com/accounts)のクレジットカード登録画面

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ZuneのWebサイト(http://www.zune.net/)のクレジットカード登録画面

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PCにインストールした「Zune ソフトウェア」からもクレジットカードが登録できる。どの画面で登録しても決済手段はWindows Liveのアカウントにひもづく

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Windows Liveのアカウントにクレジットカードが登録されていれば、Marketplaceの「購入」ボタンで料金の支払とインストールまでまとめて行うことができます。この時パスワードなどは別途要求されないので、端末の取り扱いには注意が必要かもしれません。

決済手段が登録されている状態で「購入」を選択すると、購入確認の画面が表示後決済が実行される

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以上、Windows Phone 7端末でMarketplaceからアプリをダウンロードする手順を紹介しました。Windows Phone 7はOSレベルでソーシャルネットワークと深く結合しており、単体でもTwitterやFacebookを中心にある程度の活用ができる多機能なプラットフォームですが、アプリをインストールすることで自分好みの機能を付加でき、活用の幅が大きく広がることは間違いありません。IS12Tを購入してそろそろWindows Phone 7も使いこなせてきたと思ったら、アプリでもう一歩新しい世界へ踏み出してみてはいかがでしょうか。


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