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携帯電話会社の公衆無線LANサービスは無料時代へ

スマートフォンやタブレットなどが普及しつつある昨今、データ通信量が爆発的に増加し、各社とも3G回線による携帯電話網が逼迫し、快適な通信ができないといった状況になりつつあります。そんな中で、それらの対策のひとつとして公衆無線LANサービスを活用する施策が進められており、各携帯電話事業者の公衆無線LANサービスの競争が激しくなっています。

先鞭を付けたのはソフトバンクモバイルで、「ソフトバンクWi-Fiスポット」がサービスを申し込むと2年間無料で使用できるようになりました。続いて、KDDIが今夏から「au Wi-Fiスポット」を展開。こちらも使用料無料で使用できます。

そして、NTTドコモも今まで月額315円と有料で展開してきた「公衆無線LANサービス」を2011年10月1日~2013年3月31日まで月額使用料無料にするキャンペーンを展開するようになり、大手3社ともに無料で公衆無線LANサービスが利用できるように鳴りました。

このように、スマートフォン時代になり、スマートフォンの端末自体で無線LAN通信できるのが当たり前となった今、公衆無線LANサービスは「無料」で展開される時代になったわけです。

今回は、そんな携帯電話事業者の大手3社の公衆無線LANサービスの違いを比較し、次回以降各キャリアのサービスを深く掘り下げて紹介します。

まずは、各携帯電話事業者の公衆無線LANサービスの料金および利用可能エリア(スポット)を比較してみましょう。

NTTドコモ(公衆無線LANサービス(Mzone))au(au Wi-Fiスポット)ソフトバンクモバイル(ソフトバンクWi-Fiスポット)
月額使用料無料(月額315円を2011年10月1日~2013年3月31日まで無料とするキャンペーン中)無料(特定条件を満たさない場合使用不可に)無料(月額490円を2011年6月1日~2013年3月31日まで加入から2年間無料とするキャンペーン中(その間機種変するとその日から新たに2年間無料))
無料の条件「パケ・ホーダイフラット」「パケ・ホーダイダブル2」「Xiデータプランフラットにねん」」「Xiデータプランフラット」「Xiデータプラン2にねん」「Xiデータプラン2」「定額データプランフラット(バリュープラン含む)」「定額データプランスタンダード2(バリュープラン含む)」のいずれかを契約し、spモード等のプロバイダオプション「公衆無線LAN」に加入していること「ISフラット」もしくは「プランF(IS)シンプル/プランF(IS)」に加入していること(廃止した場合手続き等月末をもって利用不可になる)iPhone、スマートフォン、無線LAN対応3Gケータイは全てのパケット定額サービス、iPadは(iPad専用)データ定額プランまたは(iPad専用)プリペイドプランに加入していること
エリアスターバックスコーヒー、タリーズコーヒー、ロッテリア、ケンタッキーフライドチキン、プロント、東京メトロ、つくばエクスプレスなど全国3,200エリア、6,800アクセスポイント(2012年上期までに3万ヶ所設置目標)ルノアール、リムジンバス、都営地下鉄など提携スポット含め1万ヶ所(2011年度までに10万ヶ所設置目標)マクドナルド、スターバックスコーヒー、ミニストップ、JR東日本駅構内など約10万ヶ所


各社とも、さまざまな無料キャンペーンを展開していますが、微妙な違いが見られます。例えば、NTTドコモおよびソフトバンクでは、条件を満たさない場合有料になるのに対し、auは使用不可になるのが大きな違いでしょう。また、ソフトバンクは加入から2年経ち、2年後に機種変をしないと有料になることも大きな特徴です。

エリア的としては、スポット数では、ソフトバンクが多いようにも思えますが、NTTドコモやauも設置目標を掲げており、ソフトバンクに追いつこうとしています。また、実際に使ってみると、つながらなかったり、バックボーンの影響などで速度ガでなかったりすることがあるなど、一概にスポット数が多いから良いというわけでもない状況です。

次回以降は、各社毎に詳しく公衆無線LANサービスの特徴を紹介します。実際に使ってみて接続方法や繋がりやすさについても書いていく予定です。



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