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日本最小のAndroidスマートフォン「Sony Ericsson mini」

イー・アクセスは、13日、同社の携帯電話事業向けの「イー・モバイル新製品発表会」を開催した。この発表会に於いて、新製品である「Sony Ericsson mini S51SE」と、新割引サービス、そしてオプションサービスについてプレゼンが行われた。

壇上には、イー・アクセス 副社長の阿部 基成(あべ もとなり)氏と、ゲストとしてソニー・エリクソン ヘッド・オブ・プロダクトビジネスライン(ビジネス責任者)のグレッグ・バーナー氏がSony Ericsson miniについてスピーチを行った。

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■新製品

Android 2.3搭載のスマートフォン「Sony Ericsson mini」を発表した。特徴は日本最小、重さ99gの手のひらに収まるワンハンドスマートフォンである。Pocket WiFiによるテザリングも可能となっている。

UIは、親指で簡単に操作出来る新しいコーナーUIを採用。Xperiaでお馴染みのタイムスケープ搭載している。

AV機能では、500万画素で手ブレ補正機能付きの静止画カメラと、動画はHD解像度(1280×720ドット)の撮影が可能となっている。映像にはブラビアエンジンが搭載されているので、美しい動画再生が特徴だという。

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コンパクトサイズなのでポケットに入れていつでも持ち歩ける、どこでもHDムービーやミュージックプレイヤー、そしてPocket WiFiとして使える一台三役の楽しめる製品となっている。

これらの機能が、1GHzプロセッサでサクサクと動作する所が特徴である。ちなみに、SIMロックが掛かっていないSIMロックフリー端末で出荷されるとのこと。

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Sony Ericsson miniには、2つの価格設定を用意。購入時の価格を抑えたい場合は本体代金100円で、月額4995円(データ通信使い放題、テザリング込み)のプランと、端末を29,840円で一括購入すると、月額3795円(データ通信使い放題、テザリング込み)で利用できる。発売は2011年10月28日発売となる。

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■新割引サービス

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月額最大1,100円割引となる月額割が2011年11月1日開始予定。シンプルにねん、EMnetを契約する条件で、次に挙げる月額割りが適用となる。

スマートプランは最大1,100円、スマートプランライトは最大600円の月々割引となる。割引の適用期間は、新規契約の場合最大25ヶ月、機種変更の場合は最大24ヶ月間適用となる。

受付は10月28日からとなっており、Sony Ericsson miniの購入時に適応可能となっている。

■2つのオプションサービス

・EMセキュリティー

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パソコン版でも行っていたシマンテック製のセキュリティー対策サービスを新たに「EMセキュリティ for Android powered by Symantec」としてAndroid向けに提供する。ウイルス対策の他にスマートフォン紛失時のデータ保護に役立つ。月額利用料は315円となっている。

・EM Wi-FIスポット by エコネクト

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株式会社クラストが提供する公衆無線LANサービス「エコネクト Wi-Fi」を月額380円で提供する。駅やカフェなどの主要な商業施設、屋内エリアで最大54Mbpsで接続可能となっている。
2011年10月28日提供開始で、月額利用料は380円となっている。

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ソニー・エリクソンのグレッグ・バーナー氏は、ソニー・エリクソンの戦略は、コミュニケーションエンターテイメントの分野のリーダーになること。

コミュニケーションエンターテイメントとは、コミュニケーションと、音楽・映像のクラス最高のエンターテイメントを融合しコミュニケーションを更に楽しくしていこうと言う戦略だという。

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ソニー・エリクソンの新端末とその戦略については、以下のように語っている。

・Xperia miniはあたらしくワクワクするユーザー体験を作り出していくための戦略的製品だ。
・Xperia X10 mini、Xperia X10 mini proを投入しモバイルの分野にコンパクトというカテゴリーを生み出した。Sony Ericsson miniはその2世代目となる。
・Xperia miniは高い評価を得ることができ、EISA 2011-2012 GREEN SMART PHONE AWORDを受賞し、日本でも喜んでもらえる製品だと確信している。
・ソニー・エリクソンの端末は、Androidの世界とソニーの世界にアクセスできる唯一の端末である。
・ハイスペックを求めながらも、より小さいサイズを求める顧客のために片手に収まる小さいサイズを実現。
・ソニー・エリクソン独自のコーナーインターフェイスでシンプルで使いやすい環境を実現。
・ソニー・エリクソン共通の丸みの帯びたデザインで、小さいながらも持ちやすさを実現している。
・日本市場を最重要地域と認識してSony Ericsson miniの様に最も優れたエンターテイメントを提供するスマートフォンの開発をめざしている。

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最後に質疑応答が行われた。質疑応答では、Xperiaの名前を使わなかった理由は、日本ではコンセプトの違う端末であり、Pocket WiFiを打ち出すためにSony Ericsson miniとした。

iPhone 4Sやその他スマートフォンに対して、Sony Ericsson miniの様な市場にないコンセプトをもった端末を打ち出していく、料金面でもテザリング込みで5000円を切っていくというサービスで競争していきたいと阿部氏は語った。

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Sony Ericsson miniは、日本最小となるスマートフォンというわかりやすい訴求ポイントもっている。そしてイー・モバイルならではの、5,000円を切るデータ通信料金プランも魅力的と感じた。

記事執筆:mi2_303


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