UQコミュニケーションズが新サービス、新商品の説明会を開催! |
UQコミュニケーションズは11月21日、報道関係者向けにUQ WiMAXの事業戦略に関わる発表会を開催した。ホーム・ゲートウェイとしても利用できるホームタイプルータ「URoad-Home」やWiMAXの2回線利用をしやすくする料金メニュー「ファミ得パック」、「地下鉄エリア化」の着工、「エリア全力宣言プロジェクト」の実施を新たに発表し、これまでのトピックと合わせて説明が行われた。
UQ コミュニケーションズ 代表取締役社長 野坂章雄氏
UQはこれまで、毎月200円/台を追加して1回線で複数台のWiMAX通信機器(ルータや内蔵PC)の利用が可能な機器追加オプションを提供していたが、これはあくまで契約は1回線のため、利用する通信機器のWiMAX接続が同時に行えなかった。つまり、1台のWiMAX機器を接続していると他のWiMAX機器は通信できないというもの。
同時に接続したい場合はもう1回線契約して利用料金もプラスされる形だが、この場合においてファミ得パックを適用すれば従来より利用料金が安くなる。1回線目は年間パスポート(1年契約)で3,880円/月、2回線目は2,480円/月となり従来よりなんと1,400円/月も安くなる割引きサービスだ。
注意点としては、加入する事業者をまたいでの適用はできない点。例えば、1回線目はUQ、2回線目はBIC WiMAX SERVIESとした場合の適用は不可。
また、WiMAXで利用している2.5GHz帯の特性でもある、強い直進線を活かし、ホームの隅に小型基地局を設置し、駅と駅の両端からトンネル内部に向け電波を出すことで、駅間の走行中でも通信が可能になるという。ただし、駅間が約1~2kmで比較的直線であることが条件となる。大きなカーブや駅間の距離がある場合は、中継局を設置していくことになるかもしれないとのことだが、当面はまず各駅に基地局を設置していくとのこと。
会場には基地局も展示。サムソン電子製のマクロ基地局「LS1P」
日立製作所の超小型基地局
サムソン電子製の超小型基地局「SPI-2E0101」
なお、同社ホームページには「WiMAXエリア全力宣言」を開設し、サービスエリアへの取り組みの紹介やエリアに対する意見・要望を受け付け、エリア拡大および快適な利用ができるエリア展開を目指す。
記事執筆:2106bpm
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