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確かに速いXi通信

NTTドコモは、10月18日に開催した「2011-2012冬春モデル 新商品・新サービス発表会」においてより先進的なモデルとなる「docomo NEXT series」としてAndroidスマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」(富士通製)を発表しています。

そんなハイスペックkスマートフォンのARROWS X LTE F-05Dの開発機をお借りしてレビューを行なっており、前回のレポートでは、ベンチマークテストの結果をレポートしました。

今回は、お借りできた開発機をXiエリアに持ち出し、通信速度を測定しましたので、その結果をご報告します。やはりXiってどのくらい速いの?というのは気になるところだと思いますので、測ってみました。なお、製品や様々な条件では速度が異なる場合もあります。

今回は筆者の住む宮城県仙台市のXiエリアで測定を行いました。仙台市は東北唯一の政令指定都市ということで、Xiエリアの展開が速い地域です。夏頃は仙台駅周辺と県庁周辺(ドコモ東北支社がすぐ近くにある)のみでしたが、今ではアーケード街など繁華街はほぼXiエリアとなりました。仙台市営地下鉄も市内中心部の駅は改札口・ホームがXiエリアとなっています。また、5つある区役所周辺もXiエリアです。郊外はまだまだですが、仙台市中心部の繁華街はほぼエリア化されたと言って良いでしょう。

今回はアーケード街クリスロード商店街にあるスターバックスコーヒークリスロード店の店内で測定を行いました。建物の中でしたが安定してXiの電波をつかんでいました。スピード測定アプリとしては「Speedtest.net Mobile」を用い、Nahaサーバに接続しました。時間は17:00頃です。

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結果は上の画面の通りで、3回測定した速度は以下の通りです。

下り10.04Mbps、8.28Mbps、13.01Mbps(平均値10.44Mbps)
上り0.92Mbps、0.85Mbps、1.14Mbps(平均値0.97Mbps)

実測で下り平均10Mbps、上り平均1Mbpsといったところです。使ってみると確かになかなか速いです。公衆無線LANを使っている感覚ですね。ブラウザで通信を行っても素速いレスポンスで様々なページを表示できますし、Twitterも更新が非常に速いです。

東京都内はもう少しXiユーザーがいると思いますので、若干スピードが異なるかもしれません。ただ、都内でも実測10Mbpsくらい出ているという報告も聞きましたし、私も土日に上京した際都内のXiエリアで速度が大幅に落ちている感覚は無かったので、都内でもかなりのスピードは出ているかと思いました。

次回は、ARROWS X LTE F-05Dにプリインストールされている入力アプリ「NX!input」について取り上げます。「NX!input」は「ATOK」を富士通がカスタマイズしたものですが、ジャストシステムが出している「ATOK」とはキー配列や機能が若干異なります。その違いを見てみたいと思います。



■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
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2011-2012冬春モデルに24機種を開発(NTTドコモ)
ARROWS X LTE F-05D製品情報(NTTドコモ)
ARROWS X LTE F-05D製品情報(富士通)