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普及が進むAndroid

Googleは27日(現地時間)、バルセロナ(スペイン)で27日から開催されているモバイル関連展示会「Mobile World Congress 2012(MWC2012)」においてスマートフォンやタブレットなどのモバイル向けプラットフォーム「Android(アンドロイド)」に関する展示と、これまでの実績を発表しています。

日本でも急速に拡大をしているAndroid搭載デバイスですが、世界各国でも普及が進んでおり、現在では85万件/日のアクティベートが行われるようになっているとのこと。

アクティベート数としては昨年比で250%以上の成長となっており、世界的に普及が加速していることがわかります。さらに、累計アクティベート数では3億に達したということです。

また、Googleが運営するコンテンツストア「Android Market(アンドロイド・マーケット)」における配信アプリ数は45万を突破し、昨年のMWC2011では15万としていたためこの1年間で3倍に伸びたことが判明しています。

今後についても、2012年はAndroid 4.0(開発コード:IceCream Sandwich;ICS)の普及期に入るとし、リファレンスモデルである「GALAXY NEXUS」以降、ようやくAndroid 4.0 ICSを搭載したモデルが各国で発売されつつあり、さらに、第2弾や第3弾といった製品の発表も行われています。

さらに、既存端末へのOSバージョンアップの提供も各社で準備が進められており、数カ月後には、多くの機種でAndroid 4.0 ICSが搭載されていることだろうとしています。

気になる次期バージョンについては、一部メディアでは、WMC2012におけるGoogle関係者の話として「Android 5.0(バージョンは予測で、開発コード名も「JerryBeans」と噂されている次期Android)」について今年秋に投入されると報道しています。

Androidのメジャーバージョンアップは1年に1回行われており、予定通り、Android 4.0 ICSが2011年秋にリリースされたため1年経った2012年秋にとしています。

記事執筆:memn0ck


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