デジタルカメラを周辺機器にする!

デジタルカメラで撮影した写真を、スマートフォンでピックアップして受信できるWi-Fi機能を搭載したSDカードが発売されています。

今回は、Wi-Fi機能を搭載したデジタルカメラ「IXY 1」と、スマートフォン用アプリ「Camera CameraWindow」を使って、スマートフォンとデジタルカメラでどんなことができるかチェックしてみよう。

CameraWindowsは現在iOS版のみですが、Android OS版は2012年6月以降対応予定となっています。
このCameraWindowでできることは、IXY 1を操作して転送する方法とCameraWindowに表示された画像一覧から選択受信する2つの方法があります。
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前者は枚数が少ない場合やすぐSNSに共有したい場合など便利です。後者は撮影が終了後に気に入った写真だけをピックアップしてチェックする際などに便利です。タブレット端末なら大画面で写真を鑑賞できるので、写真をストックする使い方も良いのではないでしょうか。

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IXY 1との接続には直接接続する「アドホックモード」と無線LANネットワーク経由で接続する「インフラストラクチャーモード」の2種類があります。パソコンなどを併用する場合以外は、アドホックモードでの接続となると思います。

アドホック接続の方法は、IXY 1に表示されるSSIDとWEPキーをスマートフォンのWi-Fi設定で入力するだけです。一度設定してしまえば、以降IXY 1を接続待機状態にしてCameraWindowを起動するだけとなっています。


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スマートフォンに転送できるファイルは静止画のみとなりますが、1010万画素のフル解像度(3648×2736ピクセル)の転送やリサイズした画像の転送が可能となっています。リサイズはされる画像サイズは、サイズMが1600×1200ピクセル、サイズSが640×480ピクセルです。

面白い機能としては、Wi-FiアクセスポイントにIXY 1を接続して、キヤノンの写真共有サービスとなるCANON iMAE GATEWAYに直接アップロードが可能です。共有機能を使えば、FaceBookやTwitterにCANON iMAGE GATEWAYのリンク付きの投稿ができます。Wi-Fiアクセスポイントは、ポケットWi-FiなどのWi-Fiルーターやスマートフォンのテザリングでも使えます。

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すぐ撮ってすぐ共有できる点がスマートフォンの良さですが、さすがに光学12倍ズームを搭載したデジタルカメラとは表現力が違います。Wi-Fi機能でデジタルカメラがスマートフォンの周辺機器として使えるのは面白い試みだと思います。

ちなみに、IXY 1の記録メディアはmicroSDカードなのでAndroid端末の場合は直接microSDカードを読み込めば良いのでは・・・という気もしますが、再起動の手間を考えるとどちらが手軽なのでしょうか・・・。


記事執筆:mi2_303



[Image] QRコードアプリ名:Canon CameraWindow
価格:無料
カテゴリ:写真/ビデオ
開発者:Canon Inc
バージョン:1.0.1.17
条件:iPhone、iPod touch および iPad 互換iOS 4.3 以降が必要
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/canon-camerawindow/id501009725?mt=8

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