大きなLED表示が特徴的!

既報通り、NTTドコモは16日、今夏に発売する予定の新モデルや新しく開始するサービスなどを発表する「2012年夏モデル 新商品・新サービス発表会」を開催し、1.5GHzデュアルコアCPU、Xiと防水に対応した全部入りハイスペックスマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」(シャープ製)が発表されました。発売時期は2012年6~7月を予定しています。

今回は、発表会展示会場にてこのAQUOS PHONE ZETA SH-09Dの実機がありましたので、写真で紹介したいと思います。

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4.7インチHD液晶(720×1280ピクセル)の大画面ディスプレイを搭載したAQUOS PHONE ZETA SH-09D、どんな機能が入っているかを説明するより無い機能を説明した方が早い。ちなみに対応していない機能はNOTTVとなる。同じNEXTシリーズであるAQUOS PHONE SV SH-10Dとの機能的な違いは、NOTTVとおくだけ充電に対応しているか・していないかと言う点となっている。

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本体上面にはイヤフォン端子。両サイドは大きくラウンドしているので持ちやすい印象。



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下面にはUSB端子とマイクがある。

本体サイズは、約130(高さ)×67(幅)×10.8(厚さ)ミリ、質量約140グラムとなっている。国産のNEXTシリーズはELUGA POWER P-07D(最厚部)以外、厚さ10ミリ超えとなっている。大画面・ハイスペックをうたうNEXTシリーズとWITHシリーズの棲み分けは、本体サイズでメリハリをつけたといった感じだろうか。
CPUはデュアルコアのMSM8960(1.5GHz)、カメラは外側1200万画素、内側31万画素のCMOSセンサーを搭載している。大画面でxi対応と言うこともあってか、バッテリーは1900mAhの大容量バッテリーとなっている。
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バッテリーは1900mAhの大容量タイプ。


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シャープ独自のホーム「Feel UX」を搭載する。


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ドコモPalette UIのドロワー画面。Smart Familinkなど便利なDLNA連携アプリアイコンが見える。

UIはドコモ「Palette UI」とシャープ「Feel UX」が搭載されている。Feel UXは、ホーム画面とドロワー画面のような表裏関係ではなく、アプリ・ウィジェット・ショートカットと3画面をスワイプで切り替えて使用する。アプリ画面はドロワー画面そのままだが、区切り線を入れて自由にレイアウトできる点など、auのiida UIにテイストが似ているとも言える。このホーム画面がなく、ショートカットとウィジェットが別画面になったことで、従来のホーム画面をカスタマイズして使っていた人はちょっと使いづらいかも知れない。
ホーム画面とドロワー画面の関連性がなくなったことで、画面下のUIもfeel UX時には「電話」、「メール」などドック機能のような役割を果たすようになっている。

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ドコモPalette UIのホーム画面には、エコ技のウィジェットが貼り付けてあった。

バッテリーは1900mAhとなったが、やはり4.7インチの大画面とxiでは消費電力が気になるところだが、eco技機能も進化しており、省エネにつながっているという。eco技は、細かい設定が分からなくても、シャープ端末でお馴染みの「技あり」設定などにすることでバッテリーのもちをコントロールできる点が便利だ。

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内蔵のRAWは2.89GB、展示機の空き容量は2.79GBだった。ROMの残り容量となる9.84GBが内部ストレージに割り当てられている。Android OSはバージョン4.0.4がインストールされていた。


SH-09Dは、全部入りハイスペック端末となっており、さらにおくだけ充電に対応しているので、ケーブルの脱着無しで充電ができる点が便利だ。防水端末ではキャップの開け閉めが防水性に関わってくるだけに、おくだけ充電対応は必須機能ではないだろうか。


記事執筆:mi2_303


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