ee831918.jpg

新しいマップアプリはちゃんと使えるの?

アップルは13日、既存の「iPhone 4S」などのiPhoneやiPod touch、iPad向けに2012年9月19日(水)から提供予定の最新プラットフォーム「iOS 6」において提供開始するリリース時に各国で利用できる新機能について案内しています。

iOS 6はこれまでGoogleが提供する「Googleマップ」ベースの地図機能だったものをApple独自開発の「マップ」アプリに変更するなど、200以上の新機能が追加される予定ですが、各国・地域によってはその新機能が提供されなかったり、提供がリリース時に間に合わず、後から対応するといったことがあるということです。

c3710954.jpg



まず、注目のマップの新機能では、日本で使えないのは「建物の3D表示」や「渋滞状況」、「ビジネスレビュー&写真」の3つとなっています。なお、基本機能の「標準」をはじめ、「航空写真」や「道順」、「ルート案内機能」、「ローカル検索」の5つの機能については日本でも利用できるとしています。

また、音声コンシェルジュ機能「Siri」では「レストランのレビュー」や「レストランの予約」、「映画のレビュー」、「上映時間」の4つの機能が日本では非対応で、「ローカル検索」や「道順」、「レストラン情報」の3つの機能は2012年10月から提供されるとしています。一方で、「Twitterの統合」や「Facebookの統合」、「スポーツ」、「映画情報」については日本でも利用できます。

この他、iTunes Storeでは「テレビ番組」が日本で使えず、「ミュージック」や「映画」は日本でも利用可能で、音声入力やApp Storeにおける「アプリケーション」や「ゲーム」も日本で引き続き日本でも利用できるということです。

マップについては基本機能は利用できるようなので恐らく問題ないと思われるが、これまでのGoogleマップベースのアプリとは違うのは確かなので、これまでのマップが手放せないというユーザーは少しアップデートを様子見してもいいのかもしれないですね。

記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
アップル - iOS 6で利用できる機能