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PlayStation Certifiedにシャープと富士通も参加!

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は19日、同社の提供するモバイル向けオープンプラットフォーム「PlayStation Mobile(旧PlayStation Suite)」において専用コンテンツを2012年10月3日(水)より提供開始することを発表しています。

また、PlayStation Mobileを利用するための「PlayStation Certifiedプログラム」に新しくシャープと富士通が参加することも発表されています。

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専用コンテンツの配信は、日本やアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリアの9か国にて開始されます。ユーザーは、ソフトウェアメーカーおよびSCEワールドワイド・スタジオ(SCE WWS)によって制作されたアクション・アドベンチャー、パズル、スポーツ、シミュレーションなどの幅広いジャンルからなる約30の専用コンテンツを50円から850円という価格で購入し、プレイすることができます。配信コンテンツおよび対象国は、今後順次拡大していくとのこと。

また、PlayStation Mobile SDK正式版の提供を含む開発サポートプログラム「PlayStation Mobile Developer Program」が日本を含む11か国・地域にて2012年11月から提供開始されます。開発者はこのプログラムを利用して開発したコンテンツを今後オープンするPlayStation Storeを通じて世界中のユーザーに配信することができます。

また、今回新たにPlayStation Certifiedライセンスプログラムに日本のメーカーであるシャープと富士通が加わることが決定したとのこと。日本のスマートフォン市場において「AQUOS PHONE」シリーズや「ARROWSシリーズ」といったブランド展開で高いシェアを持ち、世界市場においても幅広くデバイスを展開している両社との協力によって、さらに多くのスマートフォンおよびタブレットユーザーがPlayStation Mobileを利用できるようになります。

シャープ通信システム事業本部グローバル商品開発センター副所長兼マーケティング部長の河内厳氏は「弊社の製品を通じて、世界中のユーザーの皆様にプレイステーションならではの魅力的なゲーム体験を提供できることを大変うれしく思います。今後も、シャープは、スマートフォンの開発思想として掲げる「Feel Logic」とそれを実現する要素の一つである「Feel Creation - 新しい体験を次々と簡単に楽しめる-」を具体化してまいります。」とコメント。

富士通ユビキタスビジネス戦略本部本部長代理の松村孝宏氏は「富士通のスマートフォン・タブレットARROWSシリーズは、常に使う人を中心に考えるヒューマン・セントリックテクノロジーによる”使いやすさ”と、日本初のクアッドコアCPU採用の機種をはじめとした”ハイスペック”を特長としています。ARROWSシリーズをお使いの皆様に、今回のSCEとのパートナーシップにより、プレイステーションならではの新しいエンタテインメント体験をお届けできることを楽しみにしています。」とコメントしています。

なお、現時点でのPlayStation Certifiedデバイスは以下のとおり。HTC製および「Xperia GX SO-04D」、「Xperia SX SO-05D」については、正式版のPlayStation Mobile SDKを使用して作成されたコンテンツが利用可能となります。

■HTC
HTC One X、HTC One S、HTC One V

■ソニーモバイル
Xperia arc、Xperia acro、Xperia PLAY、Xperia acro HD、Xperia S、Xperia NX、Xperia ion、Xperia acro S、Xperia GX、Xperia SX

■ソニー
“Sony Tablet” Sシリーズ、“Sony Tablet” Pシリーズ


記事執筆:memn0ck


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PlayStation Mobile「プレイステーション モバイル」幅広いジャンルからなる専用コンテンツの配信を10月3日(水)より開始
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