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Windows 8の10インチタブレット「Dell Latitude 10」

マイクロソフトの新OS「Windows 8」を搭載したデル製のタブレット「Dell Latitude 10」(以下、Latitude 10)は、今年1月から個人向けにも販売が開始されました。

前回は開封レポートをお届けしましたが、今回はケースやクレードルといった周辺機器を紹介します。

Latitude 10をオンラインで注文する際、合わせて各種周辺機器を購入することができます。今回はDell純正の周辺機器として、「本体ケース(フォリオケース)」と「クレードル(ドッキングステーション)」を、マイクロソフト製の「Wedge Mobile Keyboard」と「 Wedge Touch Mouse」を同時に購入しました。実際にLatitude 10とともに利用していますが、これらの周辺機器を紹介していきます。


■本体ケース(フォリオケース)
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本記事執筆時点(2013年2月)で唯一と思われるLatitude 10用のケースです。もちろんメーカー純正。機構はシンプルで、iPadのスマートケースのように、本体をはめ込み、蓋を覆いかぶせる形です。ゴム足の摩擦により写真のように本体を立てることが可能です。


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蓋部分にはナイロン生地のペン挿しがあります。タッチペンなどをココに挿してケースとともに保管できます。


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非常に使い勝手はいいのですが、見た目に反して重量は約280gと、結構あります。前回紹介した実測値約695gの本体と合わせると約980gとほぼ1kgになってしまいます。これは、第4世代iPad+Smartカバーの約811gと比べるとかなり重く感じます。


■クレードル(ドッキングステーション)
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Latitude 10を使う際に必ず押さえておきたいオプション品の一つが、このクレードルです。拡張性が一気に向上します。本体に添付のものと同じACアダプタも付属しています。


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正面左にヘッドホン端子とUSB。


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背面には、左から電源ポート、USB × 3、LANポート、HDMI出力。


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コネクタは後方に少し傾けることができるようになっています。本体を直角に挿して後ろに若干倒して使います。


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「ケースを装着したままクレードルに挿すことができるか」という点も気になります。実際に試してみたところ、蓋部分にペンを挿さなければ、若干の浮きはありますが充電することは可能です。


■その他の周辺機器
Dell純正品ではない周辺機器として選択できる、マイクロソフト製のキーボードとマウスも非常に良い質感と操作性です。いずれもBluetoothに対応した製品です。

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Microsoft Wedge Mobile Keyboard Bluetooth

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Microsoft Wedge Touch Mouse Black

Windows 8の場合、やはり他のタブレット端末と異なり、指でのタッチ操作以外にもマウスとキーボードがあることで、より快適な操作ができるため、マウスやキーボードは必須でしょう。その中で、同時に購入できるこれらの製品はLatitude 10を注文する際“ついでに”選んでも全く問題ないクオリティです。


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キーボードは約254g

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マウスは約65g

両者とも質感がよく、重量としてはそれほど軽くはありません。また、Wedge mobile keyboardは電池込みで実測254gです。


■2週間程度持ち歩いて使ってみて・・・・
筆者にとっては最初のWindows 8タブレットということもあり、OSそのものの評価はほかのタブレットも利用したうえで述べるとして、ハード面で言うとLatitude 10は「ケースなし、タッチ運用なら充分使える」と感じました。

microUSBでの充電とUSBフルサイズのポートを備えつつ700gを切っているマシンはまだ少なく、Latitude 10をバッテリ代わりにした充電もできる点は非常にフレキシブルでよいと感じました。

一方で、本体の重さ、ケースの重さの面において、ほかのマシンに比べて不利であり、これに加えてWindows 8のタブレットとしての操作性の悪さからキーボードとマウスを持ち歩くことになると、結果1.3キロ前後の数値となってしまい「Let’s note AX(ACアダプタ込)」などコンバーチブル型のノートPCが視野に入ってくる重さとなってしまいます。

若干重量面を中心に辛口のレビューとなってしまいましたが、本体をシンプルに裸で持ち歩きつつ、Windowsの利便性を追求する方にはおすすめのマシンであると言えるでしょう。次モデルでは、良い点を引き継ぎつつ、本体およびケースの重量を低減して登場することを期待したいです。

記事執筆:wakitakun

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