韓国で早くもLTE-Advancedがサービス開始!対応機種GALAXY S4 LTE-Aが発表

Samsung Electronics(サムスン電子)は26日(現地時間)、次世代高速データ通信規格「LTE-Advanced」(以下、LTE-A)に対応したAndroidスマートフォン「GALAXY S4 LTE-A(型番:SHV-E330S)」を発表しています。世界初のLTE-A対応モデルで、韓国SKテレコムが開始したLTE-Aサービスで利用できます。

SKテレコムでは、複数の周波数帯を束ねて高速通信を実現する「キャリアアグリゲーション(CA)」や腹痛の基地局が同調して通信環境を最適化する「多地点協調(Coordinated multipoint transmission reception;CoMP)」などに対応することで、下り最大150Mbps・上り最大50Mbpsでデータ通信が行えるLTE-Aサービスを開始したとのこと。

また、チップセットには、最大2.3GHz駆動のクアッドコアCPU「Snapdragon 800」を内蔵したLTE-A対応のQualcomm製「MSM8974」を搭載しているということです。

GALAXY S4 LTE-Aは、サムスン電子のフラッグシップモデル「GALAXY S4」をベースに、LTE-Aに世界初対応したスマートフォンで、CAによって10MHz幅×2を2つ束ねて20MHz幅とすることで下り最大150Mbps・上り最大50Mbpsでデータ通信が行えます。

スペックとしては、5インチフルHD(1080×1920ドット)Super AMOLED(有機EL)ディスプレイ(441ppi)や2.3GHzクアッドコアCPU、2GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、最大64GBまで対応したmicroSDカードスロット、2600mAhバッテリー、1300万画素裏面照射型CMOSアウトカメラ、200万画素CMOSインカメラ、2.4および5GHz帯によるHT80に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0 LE、NFC、T-DMB(韓国向け地上デジタル放送)などとなっています。

サイズは、大きさが約136.6×69.8×7.9mm、質量が約131g。ボディーカラーがBlue Arctic(青)およびRed Aurora(赤)の2色が用意されています。

対応通信方式は、4G(LTE)が700/850/1800/2100/2600MHz、3G(W-CDMA)が1900/2100MHz、2.5G(GSM)が900/1800/1900MHzとなっています。

連続待受時間が4G(LTE)で約360時間、3G(W-CDMA)で約400時間、連続通話時間が最大約900分、連続動画再生時間が最大約660分、連続音楽再生時間が最大約4260分、連続インターネット利用時間が4G(LTE)および3G(W-CDMA)で約480分、Wi-Fiで約540分。

Android 4.2.2(開発コード名;Jelly Bean)を採用しており、GALAXY S4と同様にAir ViewやS HealthなどのSamsung独自の機能が多数搭載されています。



記事執筆:S-MAX編集部


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