京王線や京王井の頭線でau Wi-Fi SPOTがサービス開始!

KDDIは27日、首都圏を中心に1日に約350万人が利用する「京王電鉄」が運営する京王電車の駅構内(駅ホームおよび駅コンコース)にて、auスマートフォンなどで快適なインターネット通信を楽しめる公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」を2013年6月28日(金)から提供開始すると発表しています。

対象駅は、京王線の国領駅、布田駅、多摩動物園駅を除く全駅、京王井の頭線の下北沢駅、吉祥寺駅を除く全駅となっています。

au Wi-Fi SPOTが6月28日より利用可能となる駅は、京王線では国領駅および布田駅、多摩動物園駅を除く全駅で、京王井の頭線では下北沢駅、吉祥寺駅を除く全駅となり、これによって京王線および京王井の頭線のほぼ全ての駅で、6月28日よりau Wi-Fi SPOTが利用可能となります。

一方、今回利用できない駅となっている京王線の国領駅および布田駅、多摩動物公園駅は年内にサービス開始予定となっており、京王井の頭線の吉祥駅は年内に、下北沢駅は駅改良工事完了後にそれぞれau Wi-Fi SPOTを提供開始予定です。

京王線および井の頭線における公衆無線LANサービスは、すでに「docomo Wi-Fi」が一部駅ではあるものの利用できるようになっていますが、auスマートフォン・タブレット利用者も利用できるようになったということで、嬉しいですね。

au Wi-Fi SPOTは、auスマートフォン・タブレットで「LTEフラット」「LTEフラット for Tab/Tab (i)」「LTEダブル定額 for Tab/Tab (i)」「ISフラット」「プランF (IS) シンプル/プランF (IS)」「LTEフラット for DATA(m)」を利用しているユーザーが利用できます。これらのユーザーは、利用中のauスマートフォン・タブレットのほか、すべての機器で使えるわけではありませんが、携帯電話サービスが利用できない無線LAN(Wi-Fi)対応のパソコンやiPad Wi-Fiモデルなどでも利用できるので、なかなか便利なサービスとなっています。

今回の京王電車における駅(ホーム・コンコース)でのau Wi-FI SPOT対応によって、KDDIではホームや階段を移動しながらのスマートフォンなどの使用は控えるようにアナウンスしています。

なお、京王電鉄では、笹塚から新線新宿駅を通る「京王新線」のトンネル間が、UQコミュニケーションズが提供する「モバイルWiMAX」網を除いて各社の携帯電話が圏外となるため、東京都内を走る電車の中で数少ない携帯電話不通区間として残っています。

記事執筆:shimajiro


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