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「障がいのある人にやさしいスマホ」ソフトバンクが始めます

東京ビッグサイトにて2013年9月18日(水)から20日(金)まで国内最大の福祉機器の展示会「第40回 国際福祉機器展 H.C.R.2013」が開催されています。当ブログメディア「第40回 国際福祉機器展 H.C.R.2013」も去年に引き続き取材へと行きましたので、今回から数回に分けてレポートをお送りします。

今回は、当展示会では初出展となるソフトバンクモバイルブースにて、先日発表されたばかりのシャープ製Androidスマートフォン「シンプルスマホ SoftBank 204SH」に導入して利用する障がいのある人の社会生活を文字通りアシストする専用のアプリパックの「アシストスマホ(仮称)」が展示されていたので、紹介したいと思います。

○ベースはシャープスマホお馴染みの3ラインホームのカスタム版
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左が通常のシンプルスマホ 204SHで右側が「アシストスマホ(仮称)」を導入した204SH


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アシストスマホ(仮称)の概要

前述の通りベースは、シャープのスマートフォンでお馴染みの3ラインホームをベースとし、左側から顔写真の表示の大きさを変えられるアドレス帳、中央がアプリメニュー、右側は時系列に表示可能な予定表になっています。
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画像サイズを変更できる電話帳(左側)とわかりやすくまとめられたアプリメニュー(右側)

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1つ1つの行動にチェックを付けることが可能な予定表


専用のアプリとしてある程度の定型文が用意され文章を上手く入力できない人でも利用できる「アシストメール」。カメラを通して道を見ると矢印が表示される徒歩での使いやすさを重視した「アシストナビ」。写真と編集可能なメッセージを添え付けして表示できる、アイデア次第で色々な用途に使える「写真マニュアル」を専用のアプリケーションとして搭載しています。
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アシストスマホ専用の3つのアプリ

なお、今回展示されていたアシストスマホは開発途中のもので、アプリの大半を見ることはできませんでした。

説明員によると、アシストスマホのホームアプリは204SH購入時に店頭で導入を申し込むことでお店側が操作してインストールしてくれるそうです。既に204SHを所持しているユーザーに対しても、申し出があれば導入可能にする方向で調整中とのことです。

それでは、アシストスマホを実際に操作している動画を用意しましたのでご覧ください。



また、国際福祉機器展2013のソフトバンクモバイルブースではブース内の展示の説明を説明員から聴くと、先着で「お父さんノベルティグッズ」が貰えます。会場へ行かれる方で、興味が湧きましたらはソフトバンクモバイルブースで行ってみてはいかがでしょうか。

記事執筆:河童丸


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