「ハイスコアガール」とのコラボブースです!

昨日19日(木)から千葉・幕張メッセで始まったゲーム関連イベント「東京ゲームショウ 2013(TGS 2013)」。インターネットテレビサービス「ひかりTV」を展開するNTTぷららは、月額525円で約30種類のゲームを楽しめる「ひかりTVゲーム」のブースを設けています。

このNTTぷららのブースは、スクウェア・エニックスのマンガ雑誌「ビッグガンガン」で連載中のゲームマンガ「ハイスコアガール」とのコラボレーションを実施。ブースに行くと、先着2万名にオリジナルデザインの「Toshoca」(「ひかりTVブック」用図書カード)500円分、先着5000名にハイスコアガールの書き下ろし特別小冊子がもらえるほか、一般公開日のうち、21日(土)は指定のひかりTVゲームでコスプレイヤーと対戦して勝利すると、オリジナルTシャツなどがもらえます。

このブース、このコラボレーションも注目なのですが、もっと注目すべきなのは、まだ一般には提供されていない機能の展示も行われている点です。それらも含めて紹介したいと思います。

◯スマホ・タブレットを傾けて「モーションプレイ」



スマホのモーションセンサーを活用してゲームをプレイ!

現在、ひかりTVゲームでは、Androidスマートフォンおよびタブレット向けに「ひかりTVゲーム」アプリを提供しています(iOS版は現在準備中)。これをインストールして所定の設定を行うと、スマホ・タブレットをひかりTVゲームのコントローラーとして使うことができます。

今後、この機能を拡張して、スマホ・タブレットのモーションセンサーを使って操作するモーションゲームの提供を予定しています。

今回は、まだ開発中とのことで、Androidベースのセットトップボックス「ST-3200」と、操作に使うAndroid端末はUSB接続されていましたが、現在のコントローラーモード同様にWi-Fi(無線LAN)経由で操作できるようにする予定です。


◯クラウドゲームの利点を活用した「パーティープレイ」



セットトップボックスやスマホ・タブレットで同じゲームを同時プレイ!

ひかりTVゲームは、原則としてサーバー側でゲームを実行して、その結果(画面描画や音声)の出力をクライアント側で行う「クラウドゲーム」という仕組みを採用しています。そのため、通信回線の速度と安定性をある程度要求されるものの、比較的低スペックのクライアントでも、描画・音声出力さえ間に合えば本格的なゲームができてしまいます。

この仕組みを応用したのが「パーティープレイ」です。セットトップボックスを親として、各人が持っているスマホ・タブレットで認証操作を行うと、そのグループで一緒にゲームを楽しめます。共通して見れる情報はセットトップボックスで、各人のみ見れる情報はスマホ・タブレットで、といった感じで楽しめます。相手に「手の内」を見せられないゲームも楽しめる、というわけです。

この機能は、今後のスマホ・タブレット用ひかりTVゲームアプリの更新で提供される予定です。


◯ドコモのdstickで楽しめる「ひかりTVゲーム for dstick」
NTTドコモが周辺機器として販売している「SmartTV dstick 01」でひかりTVゲームを楽しめる「ひかりTVゲーム for dstick」も展示されています。こちらは今年8月から9月に提供開始予定とのことだったので、そろそろ登場すると思われますが、今回の東京ゲームショウではdstickを使って実際の操作イメージを見ることができます。参加されましたら、是非チェックしてみてください。

記事執筆 : Sho INOUE(せう)


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ひかりTVゲーム × 東京ゲームショウ2013