ドラゴンクエストXをdゲームで配信!

NTTドコモとスクウェア・エニックス(以下、スクエニ)は30日、スマートフォンおよびタブレットに関する連携の強化に取り組んでいくことを発表しています。同日、千葉・幕張メッセにて10月1日(火)〜5日(土)まで開催されるエレクトロニクス関連イベント「CEATEC JAPAN 2013」の会場にて共同発表会を開催しました。

NTTドコモが提供するプラットフォーム「dゲーム」に人気オンラインゲーム「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」(以下、ドラゴンクエストX)を、クラウドゲームとして2013年12月~2014年2月に配信開始予定で、NTTドコモのWi-Fiタブレット「dtab」より順次対応するとのことです。利用料は後日改めて発表するとしています。

また、スクエニの代表的なRPGシリーズ「ドラゴンクエスト」とコラボレーションしたスマートフォン(ドラクエスマホ)の開発も行っており、来週開催される「2013-2014冬春モデル発表会」にて詳細を発表するということです。

これらを通じて、NTTドコモとスクエニがそれぞれの商品力・サービス力の向上を目的に連携を強化し、今後、スクウェア・エニックスが提供する「ドラゴンクエストX」以外のゲームをNTTドコモのスマートフォンおよびタブレットへの展開など、両社が持つ資産を相互に組み合わせ、より付加価値の高いサービスの提供を検討していくとしています。

dゲームに、国内最大級のオンラインゲームのドラゴンクエストXをクラウドゲームとして配信します。また、ドラゴンクエストとコラボレーションしたスマートフォンを開発しました。

さらに、スクエニが提供するゲームのスマートフォンおよびタブレットへの展開など、両社の持つ資産を組み合わせた付加価値の高いサービス提供の検討していくということです。なお、ドラゴンクエストXのクラウドゲーム化には、ユビタスのクラウドゲーム技術を利用しており、Windows版とほぼ同等の内容でプレイできるとしています。


◯「dゲーム」に、国内最大級のオンラインゲーム「ドラゴンクエストX」をクラウドゲームとして配信
NTTドコモが運営するゲームプラットフォーム「dゲーム」において、NTTドコモ初のクラウドゲームとなる「ドラゴンクエストX」を追加。家庭用ゲーム機およびパソコン向けに提供中の「ドラゴンクエストX」をクラウドゲームとしてプレイ可能な環境を構築し、本格的な「MMO(多人数同時参加型オンライン)」ゲームをタブレットおよびスマートフォンでプレイできるようになります。

大型MMOゲームとしては世界で初めて、クラウド技術を利用して、モバイル端末と家庭用ゲーム機およびパソコンでプレイしているユーザーがゲーム内で一緒に遊ぶことが可能となったとしています。なお、MMO(Massively Multiplayer Online/多人数同時参加型オンライン)ゲームとは、同時に数千人規模がアクセスしてリアルタイムに遊べるゲームを意味しているということです。

提供開始時期は、2013年12月~2014年2月を予定。対応機種は、まずはdtabで順次拡大予定。利用方法は、dマーケットのトップから「dゲーム」にアクセスし、「ドラゴンクエストX」を選択します。

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dtabでプレイしている様子

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今後対応予定のドコモスマホでプレイしているところ



◯「ドラゴンクエスト」とコラボレーションしたスマートフォンを開発
NTTドコモとスクエニは、人気ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」の世界観を盛り込んだスマートフォン「ドラクエスマホ」を共同開発したとのことです。このドラクエスマホは、ドラゴンクエストシリーズに登場する人気モンスターの「メタルスライム」をモチーフにした高級感あるボディを実現。

また、本機種限定アプリ「ドラゴンクエスト いつでも冒険ダイス」をプリインストールするなど、随所にドラゴンクエストの世界観を反映しているとしています。ドラゴンクエスト いつでも冒険ダイスは、着信や歩数などスマートフォンの利用によってレベルがあがるオリジナルゲーム。

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ドラクエスマホを堀井雄二氏が持っているところ

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◯スクエニが提供するゲームのスマートフォン・タブレットへの展開等、両社の持つ資産を組み合わせた付加価値の高いサービス提供の検討
スクエニが開発・提供しているドラゴンクエストをはじめとした人気ゲームを、NTTドコモのスマートフォンおよびタブレットへ展開するなど、NTTドコモとスクエニが所有する資産を組み合わせ、今後、より付加価値の高いサービスの提供について、継続して検討していくということです。

タブレットもしくはスマートフォンと、家庭用ゲーム機またはPCで同様のアカウントでプレイする際は、それぞれにおいてアカウント契約と家庭用ゲーム機・PC版のソフトウェアの購入が必要となります。タブレット、スマートフォンでゲームをプレイするには、Wi-Fi接続が必要となる予定です。

NTTドコモでは、スマートフォンおよびタブレットの更なる商品・サービス力向上に努め、より魅力のある機種・ゲームを提供していき、スクエニは、スマートフォンおよびタブレットなどで楽しめるゲームのラインアップを拡大し、スクエニのコンテンツをより多くのお客様へお届けする取り組みを展開してまいります。

記事執筆:memn0ck


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報道発表資料 : NTTドコモとスクエニがスマートフォンおよびタブレットに関する連携を強化 | お知らせ | NTTドコモ