モトローラが好きなパーツで組み立てるスマホ「Project Ara」を発表！

Motorola Mobility（以下、Motorola）は30日、好きなパーツを自分の好みで組み合わせてオリジナルのスマートフォン（スマホ）を作れるハードウェアのオープンプラットフォーム「Project Ara」を発表しています。

このようなハードウェアのオープンプラットフォーム化を実現させるために同じような活動を続けてきた「Phonbloks」と提携するとのこと。これにより、Phonbloks創業者のDave Hakkens氏とPhonbloksコミュニティーと連携していくとしています。PhonbloksのWebサイトにはすでにProject Araについての動画が掲載されており、デザインのプロトタイプを見ることができます。

なお、今冬にもアルファ版モジュール開発者キットを公開し、一部開発者に招待状を送る予定だとのこと。さらに、Project Ara向けのモジュール開発コンテストも開催する計画だとしています。

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Project Araは、ベースとなり、各部品の間をつなげる「フレーム」に自分の好きなスペック・性能の部品（モジュール）をはめ込み、レゴブロックのように組み立てることで自分専用にカスタマイズしたスマホを作れるというもの。

モジュールには、プロセッサー（CPUなど）やディスプレイ、キーボード、バッテリー、無線LAN、Bluetooth、加速度センサーなどのスマホに搭載されている機能が考えられています。

Phonbloksに掲載されている動画でどのようにフレームにモジュールを組み合わせてスマホをカスタマイズするのかを確認可能。

Motorolaは「Androidがソフトウェアで成し遂げたことを、ハードウェアでも行いたい。それは、活気のある開発者たちによるエコシステムを作り、参入障壁を下げ、技術革新のペースを上げ、開発スケジュールを大幅に圧縮することができるだろう。」としています。

Project Araが発足したが「1年以上前」としており、ちょうどGoogleがMotorola Mobilityを買収した2012年5月22日の後頃にはじまったことが推察できます。

楽しみなプロジェクトがはじまり、非常にワクワクしてきますね！以下に、Phonbloksに掲載されているムービーを紹介しておきます。




記事執筆：memn0ck


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