NTTドコモ「GALAXY J SC-02F」はAndroid 4.3になってGALAXY S4 SC-04Eとどれだけ違う!?

NTTドコモから本日31日(木)に発売開始されたサムスン電子「GALAXYシリーズ」としては初の日本向けオリジナルデザインのスマートフォン「GALAXY J SC-02F」。5インチフルHD(1080×1920ドット)Super AMOLEDディスプレイを搭載し、夏モデルでドコモツートップの1機種としてオススメされていた「GALAXY S4 SC-04E」とほぼ同サイズながら、今冬モデルの「GALAXY Note 3 SC-01F」とチップセットや内蔵メモリーなどを同等とすることでよりパワーアップしたモデルとなっています。

そんなGALAXY J SC-02Fについて、すでに気になるGALAXY S4 SC-04EやGALAXY Note 3 SC-01Fとの違いをハードウェア中心に紹介しましたが、今回は、ソフトウェアの主に設定などの基本機能の違いについて紹介したいと思います。

なお、GALAXY J SC-02Fの細かな外観レビューなどは発表時の写真・動画レポート発表時記事を参照してください。

すでに写真・動画レポートで紹介したようにホームアプリはこれまで通り、NTTドコモのものとサムスン電子のもの、そして、サムスン電子のものの簡単メニューの3つが搭載されています。ただし、NTTドコモのものは、これまでの「docomo PALLETE UI」から新しく「docomo LINE UX」に変更されています。これらの3つのホームアプリは、初期設定時に選択できるほか、ホーム切替アプリや設定から変更することができます。

簡単に使ってみた限りでは、docomo LIVE UXは大きく変わっていますが、サムスン電子のホームアプリ「TouchWiz」などはあまり変わりがないように思われました。もちろん、通知エリアに表示されるトグルボタンなどの種類が増えていたり、細かな変更はあるようです。

また、プリインストールアプリは、Google純正のものがPlayストア、マップ、YouTube、Google、音声検索、Gmail、Google+、メッセンジャー、Playムービー、Playブックス、Playゲーム、ハングアウト、Chrome、Google設定、その他がダイヤル、連絡先、SMS、Sノート、ギャラリー、カメラ、ミュージック、ビデオ、時計、Sプランナー、Eメール、ワンセグ、ChatON、電卓、Samsung Hub、Samsung Apps、設定、ブラウザ、ボイスレコーダー、POLARIS Office 5、マイファイル、ストーリーアルバム、S Health、Group Play、Samsung Link、WatchOn、Sボイス、ダウンロード、Flipboard、Dropbox、Evernote、TripAdvisor、辞典、おサイフケータイ、取扱説明書となっています。

設定もGALAXY S4 SC-04Eからカテゴリーごとにタブで切り替えるものとなっていましたが、GALAXY Note 3 SC-01FやGALAXY J SC-02Fも同様になっています。ただし、カテゴリー分けや項目についてはかなり変更されています。

どちらがいいのかわかりませんが、GALAXY S4 SC-04Eでは比較的スクロールをしないようになっており、変わりに階層が深くなっている項目などもありましたが、GALAXY J SC-02Fなどでは、少しスクロールして表示する項目が増えたように思われます。

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GALAXY J SC-02Fの設定画面の各タブ。


また、各項目にはいくつか機能が追加されており、気づいたところでは、例えば、ディスプレイに「読書モード」、サウンドに「オーディオ出力」の選択(ステレオおよびサラウンド)、ロック画面に「オーナー情報」、通話設定に「伝言メモ」、安全サポートに「緊急ブザー」などが追加されていました。この他、フォントのプリインストールされているものが違ってり、細かな点では結構変わっているように思いました。

中でも伝言メモの対応は、国内メーカーのスマートフォンでは多くの機種で対応していましたが、GALAXYシリーズではこれまで対応していなかったために留守番電話サービスを利用するなどの対処が必要でしたので、ありがたいところでしょう。緊急ブザーなども国内向けのニーズにきっちり対応したと感じられます。なお、これらはGALAXY Note 3 SC-01Fでも同様に対応しています。

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また、発表会などでもアピールされていた日本語文字入力(iWnn)の「8フリック」や「緊急時長持ちモード」も搭載されています。緊急時長持ちモードは、オンにすると電池残量30%でも通信機能をオンにした状態でGALAXY J SC-02Fで約5日、GALAXY Note 3 SC-01Fで約6日持つとされています。こちらもすでに写真・動画レポートでオン・オフの様子などを動画で紹介しているので参考しみてください。

急ぎ足でさらっとですが、GALAXY J SC-02F(とGALAXY Note 3 SC-01Fでも)がこれまでのGALAXY S4 SC-04Eからソフトウェア的に進歩した点を紹介してきました。もちろん、他にもAndroid 4.3(開発コード名:Jelly Bean)にOSのバージョン自体も上がっていますので、それによる変更点も加えられていますし、以前に紹介したサムスン電子が実施している「Content gifts for GALAXY Note 3」についてもGALAXY J SC-02Fでも利用できるようですので嬉しいところです。

今後の当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」では引き続き、GALAXY J SC-02FやGALAXY Note 3 SC-01Fのレビューを掲載していきたいと思っていますので、ご期待ください。

記事執筆:memn0ck


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