スーパー「イオン」などの店舗で無料で利用できる公衆無線LANサービスが開始予定!

イオンおよびソフトバンクテレコム、ヤフーの3社は20日、ICT(情報通信技術)を駆使して実店舗とインターネットを連携させた新しいショッピングスタイルを提供する取り組みを推進し、スーパー「イオン」などにおけるO2O施策の拡充について発表しています。

今回発表されたのは、イオンの店内にて無料で利用できる公衆無線LANサービス「イオンWiFi」を2013年12月20日(金)にオープンするイオン幕張新都心店にて開始し、全国のイオングループ店舗に順次展開するほか、スマートフォン向け独自アプリ「撮って!インフォ」や電子マネー「WAON」をより便利に使えるアプリ「WAONサービスアプリ」を提供します。

この他、新生Yahoo!ショッピングへの積極参加したり、イオンタブレット「A touch Ru*Run(エー・タッチ・ルルン)」を活用した取り組みなども行われるということです。

これまでにもイオンとソフトバンクテレコムは、タブレット「iPadシリーズ」による従業員向けのビジュアルコミュニケーションツール「ACC(イオンクラウドキャンパス)」やヤフーとのコラボレーションによるO2Oの展開を進めるなど、協力関係を構築してきたとのことで、今回、イオン幕張新都心店のオープンを皮切りに、新しい購買体験を高めるオムニチャネルの取り組みを開始するということです。

◯「撮って!インフォ」の提供
イオンに来店したユーザーに“コト”体験を提供するために、ユーザーのスマートフォンを商品のPOPなどにかざすだけでレシピが表示されるアプリ「撮って!インフォ」(仮称)を提供。イオンが提供している「イオンお買物」アプリの新機能として利用でき、今後は、ネットスーパーとの連動やプッシュ型のお買い得情報の配信、駐車場検索のサービスなどにも対応していく予定だということです。

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◯WAONサービスアプリの提供
国内No.1の電子マネー「WAON」をさらに楽しく便利に利用できる「WAONサービスアプリ」も提供。スマートフォンからWAONの買物・チャージ履歴紹介やポイント残高の確認、各種のキャンペーン情報、WAON加盟店の地図情報などの機能を提供し、さらに、「アプリdeビンゴ」や電子スクラッチ、新春おみくじなどゲーム性を備えるとともに、「Yahoo!検索」と連動したクーポンや各種情報なども利用できるとしています。

◯「イオンWiFi」サービス開始
店内でインターネットを快適に利用でき、さらにユーザーにとってメリットのあるサービスを利用してもらうためにソフトバンクテレコムと協力し、無料の公衆無線LANサービス「イオンWiFi」を開始。イオンWiFiは今後、全国のイオングループ各店のスーパーなどに順次展開する予定。

◯イオンタブレット「A touch Ru*Run」
店舗に品揃えしていない商品も取り寄せ・店頭受け取りができる「タッチ・ゲット」サービスを、リカー、ホームファッション、ベビー用品から開始。

店内にイオンタブレット「A touch Ru*Run」を40台配置し、タブレットを活用したお買い物環境を提案し、注文した商品の受け取りをユーザーの都合に合わせて店舗・自宅のどちらでも選択できるようにし、今後は、ユーザー所有のスマートフォンやタブレット、パソコンとの連動も図り、店外からも便利に利用できるように対応予定だとしています。また、今後は対象商品を拡大し、実店舗・ネットの融合を図っていくとのこと。

タッチ・ゲットサービスは、イオン幕張新都心店を皮切りに、システムや物流のグループ機能を活用し、順次GMS約500店舗で展開する計画。その後、2016年度までに「マックスバリュ」をはじめとするスーパーマーケット約1,100店舗、ミニストップやまいばすけっとなど約2,500店舗で注文商品の受け取りが可能となる予定。

また、イオン幕張新都心店ではイオンタブレットの「A touch Ru*Run」の貸し出しサービスを実施し、店内のユーザーの好きな場所で電子書籍やレシピをはじめインターネット閲覧やショッピングセンターの専門店情報などを楽しむことができるようになるということです。

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記事執筆:memn0ck


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