中国移動からiPhoneが発売!

Apple(アップル)は22日(現地時間)、中国最大手の移動体通信事業者であるChina Mobile(中国移動通信)と中国での「iPhoneシリーズ」の販売について数年契約を締結したと発表しています。

この契約によって、最新スマートフォン「iPhone 5s」および「iPhone 5c」を2014年1月17日(金)から販売開始されます。また、クリスマスとなる12月25日(水)からChina Mobileの公式サイトで予約を受け付けるとのこと。

中国ではすでに中国市場で2位のChina Unicom(中国聯通)と3位のChina Telecom(中国電信)が販売していますが、これに1位のChina Mobileが加わります。China Moibleは現在7億5000万人以上の契約者数を誇っており、中国市場でのiPhoneのシェア向上に貢献できると期待されています。

China Mobile版iPhoneは、China Mobileが新しく開始した「TD-LTE」方式に対応するほか、中国独自規格「TD-SCDMA」に対応しています。

Appleのリリースでは、CEOのティム・クック氏が「中国は非常に重要な市場であり、AppleはChina Mobileと提携し、世界最大の携帯電話会社のユーザーにiPhoneを提供できることを大変嬉しく思っている。」とコメントしています。

米調査会社IDCによると、世界市場(2013年7〜9月期)におけるAppleのシェアは1位のSamsungに次ぐ2位となっていますが、13.1%と減少しており、Android陣営に押されている状況。

特に中国市場では中国の調査会社である易観国際によると、Appleのシェアは3.5%と8位で、新たにChina Mobileから販売することでシェアを上げ、世界市場でのシェアも回復させたい狙いがあると見られています。

記事執筆:memn0ck


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Apple - Press Info - China Mobile & Apple Bring iPhone to China Mobile’s 4G & 3G Networks on January 17, 2014