@docomo.ne.jpのメールがWindows 8.1でも使える

2013年12月17日から、PCやタブレットなどのメールソフトからIMAP4によるメールの送受信が可能となったNTTドコモのキャリアメール「ドコモメール」。とはいえ環境によってはうまくメールの送受信が行えない場合があるようです。

本記事では、Windows 8.1の「メール」アプリでドコモメールを利用する方法を紹介します。基本的にはNTTドコモの案内通りに設定しますが、そのままでは受信したメールが表示されないため最後に一工夫が必要です。

まず本記事では、ドコモメールのアカウントに関する設定は完了していることを前提とします。詳細はNTTドコモが公開している「マルチデバイスでのご利用方法」を参照してください。

それではドコモメールのアカウントをWindows 8.1のメールアプリに設定していきます。まずメールアプリの「アカウントの追加」からIMAPアカウントを選択して、ドコモメールの設定値を入力していきます。設定値についてはNTTドコモの資料を参照してください。

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アカウントの追加メニューで「その他のアカウント」を選択
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アカウントの種類は「IMAP」

なお送信・受信メールサーバーの入力欄は最初表示されないため、「詳細を表示」を選択して表示させ入力します。

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サーバーの入力欄がない! 慌てず「詳細を表示」を選択
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表示された入力欄にNTTドコモの指定通りに設定

ところがアカウント登録が完了してもそのままではメールが表示されません。ここが今回のポイントになるのですが、アカウント設定をもう一度表示させ、ダウンロードするメールの期間を「すべて」に変更します。この設定により受信メールが表示されるようになります。なおこの設定変更により、文言通りすべてのメールがダウンロードされるようになるため、必要によってフォルダ分けなどを工夫するとよいでしょう。

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ここがポイント! ダウンロードするメールの期間を「すべて」に変更

Windows 8.1のメールアプリはドコモメールが提供するリアルタイム受信の仕組み(IMAP IDLE)に対応しているため、メールが届くと即時に受信され、ケータイメールのような使い勝手を実現できます(ただし絵文字は非対応です)。Windows 8.1の環境を持っている方は一度試してみてはいかがでしょうか。


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