LGがwebOSを採用したスマートTVを発表!

LG Electronics(LGエレクトロニクス)は6日(現地時間)、OSに「webOS」を採用したスマートTVを発表しています。米ラスベガスにて1月7日(火)から10日(金)まで開催される世界最大の家電見本市「2014 International CES(CES 2014)」で展示されるとのこと。

LGエレクトロニクスは昨年2月にHP(Hewlett-Packard)からwebOSの買収を発表し、買収後は米シリコンバレーに設立した開発施設でwebOSを搭載したデバイスの研究開発を進めてきたとしています。

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webOSを搭載した「LG SmartTV(LGスマートTV)」は簡単に操作できる点が特長だとのこと。操作には付属の「マジックリモコン」を利用するほか、音声入力による操作も行えます。

マジックリモコンは振ったり、ボタンを押すことでテレビ画面上に表示されるキャラクターの案内に従って操作でき、初期設定などが簡単にできるそうです。

また、ランチャー機能によってムービーなどのコンテンツ視聴中にお気に入りに追加したり、リアルタイムに検索・録画する「ライブメニュー」にも対応。

さらに、コンテンツ配信マーケット「LG Store」から各種コンテンツをダウンロードすることも可能だということです。

同社では、2014年に発売するスマートTVの7割以上にwebOSを採用予定で、韓国市場をはじめとして、欧米でも発売する計画だということです。

webOSは、ユーザーインターフェース(UI)やアプリをHTMLやスタイルシート(CSS)、JavaScriptなどのWebベースの技術で開発するプラットフォームで、当初、スマートフォンの源流とも言えるPDAの雄として圧倒的なシェアを持っていたPalmが開発していましたが、スマートフォンの流れに飲み込まれ、HPに買収されていました。

最近では、第3のOSとして「Firefox OS」や「Tizen」などのHTML5準拠のWebアプリが利用できるOSが開発されていますが、webOSはそれらの元祖ともいうべき存在で、登場以来多くの人々にその思想とポテンシャルを期待されていただけにLGエレクトロニクスによって復活することになり、非常に喜ばしいところではあります。

記事執筆:memn0ck


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