ウィルコムが災害用音声お届けサービス開始で各社で相互利用!

ウィルコムおよびウィルコム沖縄は27日、ウィルコムのPHS回線向けに「災害用音声お届けサービス」を2014年1月29日(水)より提供開始すると発表しています。利用料は無料で、申し込みも不要。

これにより、これまでにも2013年4月1日よりNTTドコモやKDDI、沖縄セルラー、ソフトバンクモバイルで相互利用してきた災害用音声お届けサービスを同日より、ウィルコムおよびイー・アクセスも含めた携帯電話・PHS事業者での相互利用についても開始するとしています。

災害用音声お届けサービスは震度6弱以上の地震など大規模災害発生時などで、音声発信が集中することでつながりにくくなった場合に、音声通信に代わってパケット通信により音声メッセージをお届けする災害時専用のサービスです。

今回新たに開始するウィルコムでの対応機種は受信のみ対応がWX310K、WX320K、WX320KR、WX330K、WX331K、WX331KC、WX340K、WX341K、WX333K、WX334K、WX350K、WX01K、 WX02K、WX03K、WX05K、WX07K、WX09K、WX11K、WX01SH、WX02SH、WX03SH、送受信ともに対応がWX12K。

なお、3G回線搭載のウィルコムのスマートフォンについてはすでに送受信ともに災害用音声お届けサービスに対応しています。

また、災害用音声お届けサービスの相互利用は総務省主催の「大規模災害等緊急事態における通信確保の在り方に関する検討会」の最終取りまとめにおいて、早期に携帯電話・PHS事業者6社間での相互利用に向けて取り組むことが望ましいと提言がなされており、このたび新たにイー・アクセスおよびウィルコムを含む相互利用を開始することになったとのこと。

これにより、利用者は携帯電話・PHS事業者6社間で音声メッセージを送付することができるようになります。

なお、毎月1日・15日と「防災週間(8月30日~9月5日)」、「防災とボランティア週間(1月15日~1月21日)」および「正月三が日(1月1日12:00~1月3日24:00)」には体験サービスを提供しています。

記事執筆:memn0ck


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「災害用音声お届けサービス」の提供開始について | ウィルコム(WILLCOM)
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