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| ソニーがPC事業を売却！Xperiaスマホは前年同期比200万台増に――写真は1月に行われたCES 2014での平井社長 |
Sony（ソニー）は6日、2014年3月期（2013年度）第3四半期（2013年10〜12月）決算説明会を開催し、「VAIO」ブランドなどで展開しているPC事業を投資バンドの日本産業パートナーズ（JIP）に売却することや「BRAVIA」ブランドなどで展開しているTV事業を分社化し、「Xperia」ブランドなどで展開しているスマートフォン（スマホ）やタブレットに集中することを発表しています。
業績では従来予想では300億円の黒字を予定していましたが、米国会計基準で純利益が1,100億円の赤字になる見通しだとし、売上高は従来予想通りの7兆7,000億円となっているものの、営業利益（従来予想1,700億円）は800億円（前期比65.2％減）に下方修正しています。また、PC事業売却とTV事業分社化に伴い、2015年3月末までに国内で1500人、海外で3500人の合計5000人を削減する計画だとのことです。
業績やPC事業売却、TV事業分社化などは公式発表や他のメディアを参照してもらえればと思いますが、当ブログメディア「S-MAX（エスマックス）」は経営資源が集中されるというスマホやタブレットのXperiaシリーズについての内容を紹介しておきます。
Xperiaスマホは前年比で増加しており、第3四半期に1,070万台（前年同期比200万台増）で、2013年度第1四半期（Q1）から第3四半期（Q3）で3030万台（前年同期間比540万台増）となっているものの、通期予想は新興国での販路の構築にQ3において一部遅れが出たことが影響して当初予想の4200万台から200万台の下方修正した4000万台（前年比700万台）としています。2013年では第1四半期810万台、第2四半期960万台、第3四半期1000万台、第4四半期1070万台で合計3840万台。
一方で、先日発表された米調査会社IDCによる世界市場におけるスマホ出荷台数は全出荷台数で10億420万台となり、初めて10億台の大台を突破し、メーカー別では1位がSamsung Electronics（サムスン電子）で3億1390万台、2位がApple（アップル）で1億5340万台、3位がHuawei Technologies（ファーウェイ）で4880万台、4位がLG Electronics（LGエレクトロニクス）で4770万台、5位がLenovo Group（レノボ）で4550万台となっており、ソニーはこれまで7位でしたが、これ以降の順位が公開されていないのでわかりませんが、近い順位であることは変わっていないと思われます。
なお、ソニーでは2年後の2015年度にスマホの出荷台数8000万台超でシェア3位をめざしていますが、今回の下方修正は2013年度第4四半期以降に遅れを取り戻すことで長期計画に変更はないとしています。決算説明会はこの後2014年2月6日（木）17時50分からインターネット中継やテレフォン中継も予定されています。
決算説明会では、通常の決算説明会には参加していないソニー代表取締役社長兼CEOの平井一夫氏は倒産して「Xperia Z1やXperia Z1 f、Xperia Aが好評だった。これらのスマートフォンが収益に大きく寄与している。また、ルネサスから譲渡された鶴岡工場でスマートフォンやタブレットなど向けとしても需要が拡大するCMOSセンサーを製造する。一方、業界構造の変化でPCなどからスマートフォンなどにシフトしており、ソニーとしてはモバイル領域ではスマートフォンとタブレットに集中すべきと判断した。」として、「VAIOは企画・開発・設計は終了し、製造・販売についても2014年春モデルを最後に事業を収縮する。アフターサービスは収縮後も継続。これまでVAIOチームを引っ張ってきた赤羽良介を中心に日本産業パートナーズで行っていく。新会社は早期の収益改善をめざす。TV事業については今年度にイーブンに持っていく計画であったが、それは達成できない予想ながら今後も4Kや2Kといったハイエンドモデルで特徴を出すことで黒字化ができると考えている。」とし、それぞれの事業の集中、売却、分社化となった経緯を説明していました。
■関連リンク
・エスマックス（S-MAX）
・エスマックス（S-MAX） smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Sony Japan | 2013年度 第3四半期 業績説明会
・Sony Japan | ニュースリリース | 「PC事業及びテレビ事業の変革について」
・Sony Japan | ニュースリリース | PC事業の譲渡に関する意向確認書の締結について
・Worldwide Smartphone Shipments Top One Billion Units for the First Time, According to IDC - prUS24645514
一方で、先日発表された米調査会社IDCによる世界市場におけるスマホ出荷台数は全出荷台数で10億420万台となり、初めて10億台の大台を突破し、メーカー別では1位がSamsung Electronics（サムスン電子）で3億1390万台、2位がApple（アップル）で1億5340万台、3位がHuawei Technologies（ファーウェイ）で4880万台、4位がLG Electronics（LGエレクトロニクス）で4770万台、5位がLenovo Group（レノボ）で4550万台となっており、ソニーはこれまで7位でしたが、これ以降の順位が公開されていないのでわかりませんが、近い順位であることは変わっていないと思われます。
なお、ソニーでは2年後の2015年度にスマホの出荷台数8000万台超でシェア3位をめざしていますが、今回の下方修正は2013年度第4四半期以降に遅れを取り戻すことで長期計画に変更はないとしています。決算説明会はこの後2014年2月6日（木）17時50分からインターネット中継やテレフォン中継も予定されています。
決算説明会では、通常の決算説明会には参加していないソニー代表取締役社長兼CEOの平井一夫氏は倒産して「Xperia Z1やXperia Z1 f、Xperia Aが好評だった。これらのスマートフォンが収益に大きく寄与している。また、ルネサスから譲渡された鶴岡工場でスマートフォンやタブレットなど向けとしても需要が拡大するCMOSセンサーを製造する。一方、業界構造の変化でPCなどからスマートフォンなどにシフトしており、ソニーとしてはモバイル領域ではスマートフォンとタブレットに集中すべきと判断した。」として、「VAIOは企画・開発・設計は終了し、製造・販売についても2014年春モデルを最後に事業を収縮する。アフターサービスは収縮後も継続。これまでVAIOチームを引っ張ってきた赤羽良介を中心に日本産業パートナーズで行っていく。新会社は早期の収益改善をめざす。TV事業については今年度にイーブンに持っていく計画であったが、それは達成できない予想ながら今後も4Kや2Kといったハイエンドモデルで特徴を出すことで黒字化ができると考えている。」とし、それぞれの事業の集中、売却、分社化となった経緯を説明していました。
記事執筆：memn0ck
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