docomo LTE Xiの1.5GHz帯(Band 21)が東名阪でお15MHz幅×2に!

NTTドコモが高速通信サービス「docomo LTE Xi」において現在5MHz幅×2で利用している関東および東海、近畿の東名阪地域における1.5GHz帯(Band 21)を2014年4月1日より順次15MHz幅×2に拡張します。

これは2014年3月31日(月)に現在1.5GHz帯で利用されているデジタルMCA無線の免許が失効し、隣接するXiの周波数帯利用の制限が解除されることによります。

これにより、Xiの1.5GHz帯での利用周波数帯域幅を15MHz幅×2に広げてサービス提供が可能となり、UE Category 4に対応した機種で下り最大112.5Mbpsおよび上り37.5Mbpsで利用できるようになります。

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NTTドコモは現在800MHz(Band 19)および1.5GHz(Band 21)、1.7GHz(Band 3)、2GHz(Band 1)の4つの周波数帯によるクアッドバンドによるLTEサービスを提供しており、主に800MHzと2GHzで広さ、1.5GHzと1.7GHzで高速性、そして、4つの周波数や6セクタ基地局などによって容量(厚み)をというようなエリア構築しています。

このうち1.5GHz帯は地方などですでに15MHz幅×2による高速通信を提供していましたが、東名阪ではデジタルMCA無線で利用されていたため5MHz幅×2に制限されていました。

この制限が解除され、4月からは東名阪でも1.5GHz帯による15MHz幅×2のサービスが順次提供開始されます。

帯域幅の拡張されるのは所轄総合通信局が関東総合通信局および東海総合通信局、近畿総合通信局のエリアとなります。

なお、すでに総務省の無線局免許状情報では関東総合通信局所轄の神奈川県横浜市緑区において、LTE規格における1.5GHz帯での15MHz幅×2の認可が下りていることが確認できます。

さらに、これまでも案内されており、総務省の発表にもあるように、NTTドコモでは2015年4月以降に700MHz帯(Band 28)が利用できるようになります。

記事執筆:memn0ck


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