auに久々に登場したSシリーズは優等生モデル

既報の通り、KDDIと沖縄セルラー電話は8日、2014年5月以降に発売予定の新モデル・新サービスを披露する「au 発表会 2014 Summer」を都内で開催し、Android 4.4(開発コード名:KitKat)を搭載したスマートフォン「GALAXY S5 SCL23」(サムスン電子製)を発表した。発売日は5月15日(金)。

GALAXY S5 SCL23はすでに当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」でもレポートしているグローバル向けモデル「GALAXY S5 SM-G900F」をベースとし、auの今夏モデルの特長でもあるLTE(FDD-LTE)規格におけるキャリアアグリゲーション(CA)およびWiMAX 2+(TD-LTE互換)に対応する。

さらに、国内向けサービスであるおサイフケータイ(FeliCa)やワンセグなどに対応したカスタマイズモデルとなっている。なお、WiMAX 2+への対応は発売後の5月下旬のアップデート後としている。

今回は、発表会に併設されたタッチ&トライコーナーで開発機に触れることができたので写真と動画で紹介していく。

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ディスプレイは約5.1インチフルHD(1080×1920ドット)有機EL(Super AMOLED)で、指紋や水滴が付きにくいフッ素加工が施されている。ボディーカラーは左からチャコールブラック、シマリーホワイト、シャンパンピンク。前面にはロゴのプリントはない。

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背面カバーはPCGFと呼ばれる弾力性のあるプラスチック素材を使用している。凹凸のある表面加工が特徴となっている。背面には「GALAXY S」と「au」のプリントがあった。

チップセットにはSnapdragon 801 MSM8974AC(2.5GHzクアッドコアCPU)を搭載している。CPUクロックスピードはGALAXYシリーズ最高としているが、昨年のモデルでも十分速いため劇的な進化を感じられないように思われた。ただし、この速さになれると旧機種との違いが気になってくるのかも知れない。

内蔵メモリー(RAM)の容量は2GBとなっており、昨冬モデル「GALAXY Note 3 SCL22」に搭載されていた3GBと比較すると平凡な数字に感じられる。GALAXY Sシリーズらしい性能の尖った部分が感じられないが、他機種に特徴であるIPX5およびIPX7の防水性能やIPX6Xの防塵性能や指紋認証を取り入れるなど、幅広い層に訴求できる使いやすいスマートフォンに仕上げてきたと言えるだろう。

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NTTドコモの先代のモデル「GALAXY S4 SC-04E」(以下、GALAXY S4)との比較(写真右がGALAXY S4)。ディスプレイサイズだけではなく、上下左右のベゼル部分が大きくなっている。

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ディスプレイの下には、左にタッチセンサー式のアプリ切り替えボタンと右に戻るボタンがある。センターのホームボタンはクリック感のある物理ボタンで、新しく「iPhone 5s」のように指紋センサーが搭載された。指紋センサーはロックの解除以外にPayPalの決済認証や対応アプリのデータのロックとして使用できるとのこと。

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背面のカメラの下には心拍数のセンサーがある。S Helthアプリでジョギングなどと連携させた心拍数ログ記録を可能としている。スマートフォン単体で細かい健康管理が行える。

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左側面にはボリュームボタンがある。側面はGALAXY Note 3のような3本の膨らみがある耐衝撃を考慮しデザインとなっている。

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右側面には電源ボタンと卓上ホルダようの接点がある。卓上ホルダは国内向け仕様となっており、グローバルモデルに搭載されていたQiによる充電には非対応だ。

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本体上面にはイヤフォン端子がある。ハイレゾ音源に対応しており、ハイレゾコンテンツと高音質のイヤフォン・ヘッドフォンを使用することで音楽をより楽しめる。

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下面にはキャップ付きのmicroUSB 3.0の端子がある。卓上ホルダが付属するので充電時にこのキャップを外す必要がない。

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キャップを外したところ。データ転送や充電に使用してきた従来のmicroUSBケーブルと互換性がある。

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防水端末としては珍しくバッテリーも交換可能だ。バッテリーは細長い特徴的な形状をしている。見た目は小さいが容量はGALAXY S4より200mAh大きい2800mAh。

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付属の卓上ホルダ。スペーサーが付いており別売のS Viewカバーを付けたままでも充電可能だ。向かって左側には内蔵スピーカーの音を響かせるための穴が開いている。

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卓上ホルダに置いたところ。卓上ホルダに連動してホーム画面も横表示に切り替わる。

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卓上ホルダは溝に合わせて置くだけのシンプルなもの。位置を合わせて置く必要がないため使いやすい。

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S Viewカバーを装着する際にはスペーサーを取り外し卓上ホルダの底に収納しておける。

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S Viewカバー付きのGALAXY S5 SCL23を充電しているようす。カバーの前面は固定されない。

展示ブース内にはカメラの新機能である選択フォーカス機能(ピント位置の違った写真撮影)やウェラブルデバイスの「Gear 2」や「Gear Fit」のデモも行われていた。
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Gear 2

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Gear Fit


スマートフォンの性能がほぼ横並びとなった今、デザインやサイズ感、機能そして価格で選ばれるようになった。そういった状況下でGALAXY S5 SCL23を選ぶ動機付けとして、Gearとの連携であったり、フィットネス機能や防水、指紋認証などを盛り込んできている。

反応速度や使い勝手は文句なし、2年目を迎える買い換えユーザーには満足度の高いモデルであることは間違いないだろう。また、画面をフルで使える物理キーを搭載し続けている点も評価したい。

最後に動画による紹介を掲載しておく。動作の様子なども参考になればと思う。

動画リンク:http://youtu.be/Dg9h48kXxP8

記事執筆:mi2_303


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