サムスン電子のゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」が日本初上陸!

千葉・幕張メッセにおいて2014年9月18日(木)から21日(日)まで開催されている世界最大級のゲーム関連イベント「東京ゲームショウ 2014(TGS 2014)」(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、共催:日経BP社)。18日(木)および19日(金)はビジネスデーとなっており、一般公開は週末の20日(土)、21日(日)の2日間。

さっそく取材を行っているが、ソニーやマイクロソフトによる最新ゲーム機の体験ブースや、スクウェア・エニックス、カプコンといった人気タイトルを輩出しているゲームメーカーの新作タイトルの体験ブースには多くの来場者が集まっていた。

そこで、今回はサムスン電子ジャパン(以下、Samsung)のブースにてVR(ヴァーチャルリアリティー)が体験できるゴーグル型アクセサリー「Gear VR」が展示されているので、その他の日本最速で「Galaxy Note Edge」などの最新機種がタッチ&トライできるブース全体も含めてレポートをしていく。

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Gear VRは現地時間の今月3日にドイツ・ベルリンで行われたイベント「SAMSUNG UNPACKED 2014 EPISODE2」で発表されたばかりで、スマートフォン(スマホ)を合体させてヘッドマウントディスプレイ(HMD)として使えるゴーグル型アクセサリーとなる。「なぜ、SamsungがVRヘッドマウントディスプレイなのか?」という疑問を持つ人もいるかと思うが、それは同時に発表された最新スマホ「Galaxy Note 4」の大画面かつ高精細なディスプレイを利用してVR体験ができるようになる周辺機器という扱いになっているから。なお、残念ながら日本での発売は未定とのこと。

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Galaxy Note 4で表示を行う

Gear VRには5.7インチディスプレイを搭載したGalaxy Note 4が入っているということもあり、前面の面積は大きいが、ディスプレイや通信、加速度センサー、カメラなどのHMDに必要な機能はすべてコードレスなGalaxy Note 4で行うため自由度が高くなっている。

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右側面で各種操作を行う


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レンズを通して目の前に3D空間が広がる


Gear VRをさっそく体験してみたところ、Galaxy Note 4の画面がレンズを通して目の前の「空間」に広がって見える。横を向くとそれに合わせて表示される空間も移動して見える。上下左右の追従性も良く、違和感を感じない自然な動きをしていた。

Galaxy Note 4のカメラを利用したAR(拡張現実)にも対応できるとのことで、スマホの新しい使い方として期待ができそうだ。

他にも、ブースには東京ゲームショウと言うこともありSamsungのBluetoothゲームパッドの体験コーナーも設けられていた。

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携帯ゲーム機のようにスマートフォンを固定して遊べる


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タブレットの大画面でも楽しめる


さらに通路に面した展示エリアには、日本での発売が予定されている「Galaxy Note Edge」の実機展示や最新ウェアラブルデバイス「Gear S」の展示も行われている。これらの2つの製品は同じく9月18日より全国の一部家電量販店内に設置されている独自のブランドショップ「GALAXY SHOP」にて国内先行展示も開始されており、すでにタッチ&トライした記事「Samsungの最新フラッグシップスマホ「Galaxy Note Edge」が国内先行展示!片側湾曲ディスプレイの使い勝手を写真と動画でチェック【レポート】 - S-MAX」を公開しているので参考にして欲しい。

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斬新なエッジスクリーンを搭載するGALAXY Note Edge


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ラウンドしたディスプレイのウェアラブルデバイスGear S


GALAXY Note Edgeは側面の「エッジスクリーン」が機能・デザインの特徴となっているが、GALAXY Noteシリーズの「Sペン」機能も進化している。新たにボタンを押しながら画面をなぞると、矩形が表示されその範囲を選択できるようになった。ギャラリーの写真選択など直感的に行える。

また、Sペン自体も改良が加えられ本体の性能向上も相まって「書き味」が良くなったように感じた。付属アプリ「Sノート」には筆圧をダイレクトに表現できる毛筆の他に、新たに万年筆が追加され「ペンタッチ」による使う人の個性が出せるようになっている。

なお、Samsungブースでは、Gear VRによる迫力の3D VR「シドニアの騎士」の映像を体験できるので是非週末は足を運んでみて欲しい。

記事執筆:mi2_303


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