NTTドコモが「Wi-Fi STATION L-01G」を発表!

NTTドコモは30日、今冬および来春に発売・開始する新モデルや新サービスを披露する「2014-2015冬春モデル新商品発表会」を開催し、次世代通信規格「LTE-Advanced」の技術要素である「キャリアアグリゲーション(CA)」に対応し、下り最大225Mbpsによる国内最速通信が利用できるモバイルWi-FIルーター「Wi-Fi STATION L-01G」(LGエレクトロニクス製)を発表しています。2015年3月以降発売予定。

3.0インチ大画面タッチパネルディスプレイや4880mAh大容量バッテリーなどを搭載しているほか、今冬スマートフォン「GALAXY Note Edge SC-01G」に続き、TD-LTE(Band 38)に対応し、海外のTD-LTEサービスを中国の一部エリアといったLTE国際ローミングで利用できるようになるなどの特長があります。

Wi-Fi STATION L-01Gは「LTE-Advancedで225Mbps対応。大容量バッテリーWi-Fiルーター。」と銘打たれ、今春モデルの「Wi-Fi STATION L-02F」の後継機種です。

カラーバリエーションはBlack(ブラック)の1色のみ。サイズは約106.8×65×20.4mm、質量は約195gとなっており、4480mAh大容量バッテリーはモバイルチャージャーとしてスマートフォンやタブレットなどを充電することも可能です。防塵(IP5X)にも新たに対応。

3.0インチQVGA(240×320ドット)液晶を搭載し、Wi-Fi STATION L-02Fに続き、タッチパネル操作に対応しており、直感的な操作ができます。新たにWi-Fi機器の接続もホーム画面からガイドに沿って行なうことができ、迷うことなく簡単に設定できるようになっています。また、よく使う項目を選んで、ホーム画面にショートカットキー登録することで便利に使えます。

最大の進化はCAに対応したことで、下り最大225Mbpsおよび上り最大50Mbpsによる高速通信を実現。LTEでは従来通り、下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbps。

屋内でも快適に通信可能な800MHzプラチナバンドを含めた800MHz(Bank 19)および1.5GHz(Band 21)、1.7GHz(Band 3)、2GHz(Band 1)のクアッドバンドLTE対応で、広いエリアで安定した通信が可能。

CAの組み合わせとしてはBand 1とBand 21、Band 3とBand 19のほか、発売後にソフトウェア更新を適用することでBand 1とBnad 19にも対応します。

また、3G(W-CDMA/HSPA)が800MHzおよび850MHa、2GHzに対応し、2G(GSM/GPRS/EDGE)が850MHzおよび900MHz、1800MHz、1900MHzに対応。LTEおよび3G、GSMは海外ローミングも利用可能です。

さらに、無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11acに対応したほか、電波干渉の少ない5GHz帯に対応しており、屋内外を問わず高速通信を安定して利用できます。MIMO(2×2)にも対応し、最大866Mbpsで通信可能。Wi-Fi機器との通信状況に応じて自動で電力を最適にコントロールし、電池持ちをさらに長持ちにさせています。WPSにも対応。

◯主な仕様
機種名Wi-Fi STATION L-01G
寸法(高さ×幅×厚さ:mm)約106.8×65×20.4
質量(g)約195
通信方式
(ネットワーク側)
Xi
(LTE-Advanced)
225Mbps/50Mbps
FOMAハイスピード14Mbps/5.7Mbps
無線LANIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
有線LAN
通信方式
(端末側)
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4/5GHz)
有線LAN
インターフェイスmicroUSB
同時接続台数10台
連続待受時間(3G/LTE:時間)未定
連続通信時間(3G/LTE:時間)未定
Black
製造メーカーLG Electronics Japan
※1 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。

記事執筆:memn0ck


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