「Xperia Z3 D6603」と「Xperia Z3 Compact D5803」は技適マーク表示可能!

日本国内でも発売が決まっているソニーブランドの今年後半におけるフラッグシップスマートフォン「Xperia Z3」およびコンパクトフラッグシップスマートフォン「Xperia Z3 Compact」ですが、海外向けに販売されている一部モデル(Xperia Z3は型番が「D6603」、Xperia Z3 Compactは型番が「D5803」の製品)で日本国内にて利用するために必要な技術適合証明などの各種認証を受けており、それらを示すいわゆる"技適マーク"が表示できることが明らかとなっています。

このうち、Xperia Z3 Compact D5803については海外のスマートフォンなどを販売するWebストア「EXPANSYS Japan」にてSIMロックのかかっていないSIMフリーで販売されており、特に今週末は「週末限定セールicon」としてアクセサリー付きでお買得となっています。

なお、Xperia Z3 Compact D5803は海外向け製品なので、国内向けに販売が予定されているNTTドコモ版「Xperia Z3 Compact SO-02G」と比べておサイフケータイ(Felica)やワンセグといった機能に対応していませんので、これらの機能が必要な人はご注意ください。

日本ではXperia Z3がついにNTTドコモの「Xperia Z3 SO-01G」およびauの「Xperia Z3 SOL26」に加え、ソフトバンクモバイルからも「Xperia Z3 401SO」として発売される予定で、ライバルでもあるAppleの「iPhone」と同じく国内大手携帯電話会社3社から登場します。

一方、iPhoneはすでに昨年の「iPhone 5s」などからApple直営店にてSIMフリーの製品が販売されており、携帯電話の回線(契約)と機種本体を別々に選択できるようになっています。

これに対し、ソニーモバイルコミュニケーションズではメーカー直販といった動きは今のところ見られず、特にXperia Z3なら少なくとも3社から選べるものの、Xperia Z3 CompactはNTTドコモからしか発売されず、NTTドコモでは新料金プランを契約しなければ毎月の割引「月々サポート」が受けられないというように実質的に新料金プランを選ばなければいけないなど、通話をあまりしないユーザーにとってはなかなか利用料金的に厳しい状況にあります。

そういった中で、以前はiPhoneでもそうだったように海外で販売されているSIMフリーの製品を個人輸入で購入し、仮想移動体通信事業者(MVNO)による格安SIMなどのより低価格で利用できる携帯電話サービスで利用しようと思った時に、以前にも紹介しているように技適マークがない製品で日本国内にて通信を伴う利用をした場合には原則的に違法となってしまうため(一部、海外ローミングとして利用する場合を除く)、購入したスマートフォンなどに技適マークがあるかどうかが障壁となっています。

iPhoneやiPadではOSやハードウェアが世界的にほぼ共通化されていることに加え、各種認証の電子表示に対応していることもあり、海外向けに販売されている製品を購入しても国内向け販売されている製品と同様に技適マークが表示されていたため、国内でSIMフリーが販売される以前は海外の製品を購入して利用するといったことが行われてきました。

今回、これと同様に海外向けのXperia Z3およびXperia Z3 CompactにてD6603とD5803という型番の製品では技適マークの電子表示が行えるということで、海外向け製品を購入して安心して利用できるようになっています。

なお、EXPANSYS Japanで販売されているXperia Z3は型番が「D6653」となっており、技適マークの表示に対応してないそうなのでご注意ください。週末限定セールは10月6日(月)9時まで。とはいえ、セールの前にもアクセサリーは付いていないものの本体価格は61,800円と同じだったのでアクセサリーが必要ない人は急がなくてもいいのかも。EXPANSYS Japanではこれ以外に送料と関税(おそらく3,000円くらい)がかかります。

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記事執筆:memn0ck


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