NVIDIAがTegra K1搭載8インチタブレット「SHIELD タブレット」を日本で発売!

NVIDIA(エヌビディア)は2日、グラフィックス性能の優れた同社のモバイル向けプロセッサー「Tegra K1」を搭載したことで3Dゲームなども遊べる8インチAndroidタブレット「SHIELD タブレット」と専用ワイヤレスコントローラー「SHIELD ワイヤレス・コントローラー」を2014年10月10日(金)に日本国内にて発売すると発表しています。

価格はオープンながら、実売予想価格はタブレット本体が4万円前後、コントローラーが1万円弱となる見込み。また、その他、専用カバー(5千円程度)も販売されるほか、これらをセットにしたパッケージも提供されるということです。

なお、販売されるのは無線LAN(Wi-Fi)のみに対応するWi-Fiモデルで、米国やカナダなどで販売されている携帯電話ネットワークに対応するLTEモデルについての国内販売については検討中とのこと。

SHIELD タブレットはプロセッサーにTegra K1を搭載したAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)採用タブレットです。サイズは約221×126×9.2mm、質量は約370g。

Tegra K1はARM Cortex A15ベースの最大2.2GHz駆動クアッドコアCPUに加え、192コアのGeForce Kepler GPUを搭載したグラフィック性能の高いチップセットとなっています。また、OpenGL 4.4やDirectX 12などのパソコン(PC)向けGPUと同世代の技術をサポートし、高いグラフィックス性能だけではなく、PC向けに開発されたゲームの移植がより簡単になっています。

その他のスペックとしてはディスプレイは8インチWUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶や2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、最大128GBまでのmicroSDXCカードスロット、500万画素CMOSリアカメラ、500万画素CMOSフロントカメラ、2.4および5.xGHzデュアルバンドや2×2 MIMOに対応したIEEE802.11a/b/g/n準拠のWi-Fi、Bluetooth 4.0、ジャイロ、加速度、電子コンパス、GPS+GLONASS、miniHDMI端子(1.4a)、microUSB端子(OTG対応)、3.5mmイヤホンマイク端子など。

機能面では、PC上で動いているゲームをストリーミングしてリモートでプレイできる「PC Streaming」やクラウドゲーム「NVIDIA GRID Cloud Streaming」、ゲームの自動録画機能「ShadowPlay」、テレビに映像出力してSHIELD タブレットを据え置きのゲーム機のように利用する「Console Mode」などが搭載されています。

また、SHIELD ワイヤレス・コントローラーは十字キーやジョイスティックなどを備えたコントローラーで、Wi-Fiで接続することにより低遅延でのワイヤレス操作が可能とされています。ヘッドセットジャック、タッチパッド、ボリュームキーも搭載されていて、コントローラーから各種操作を直接行うことができます。音声操作にも対応しています。

記事執筆:memn0ck


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