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海外旅行でカンボジアのシェムリアップに行ってきたので、現地の携帯電話サービスを利用したことを紹介しているが、今回は現地の携帯電話会社「Smart」のLTEエリア状況についてまとめて紹介する。

シェムリアップはアンコール・ワットやアンコール・トムなどを含むアンコール遺跡群の観光拠点となっており、日本から観光で行くことも多いと思われる。写真はシェムリアップの「Pub Street」付近でLTE接続しているところ。

アンコールワット入口付近ではギリギリLTEに繋がる
アンコール・ワット入口付近ではギリギリLTEを掴む

遺跡内は電波状況が悪い
遺跡内(壁の内側)に入ると急に電波は悪くなる

シェムリアップ市内のLTEエリアは充実しているとは言えず、屋外ではそれなりに繋がることがあるものの、建物の中などは電波状態が厳しいことも多く、実際にLTEが利用可能なエリアは非常に限定されているというのが2014年10月時点での状況だ。

また、アンコール・ワット内部での電波状態は他の携帯電話会社(「CellCard」でチェックした)などでも同様で、レンタルしているモバイルWi-Fiルーターも電波状態はかなり悪く、画像をSNSにアップするなどはかなり厳しい(時間がかかる)ように思った。

CellCardも2G接続
CellCardもギリギリ2G接続

一方で、市内の中心部でLTEを掴むエリアではそれなりに快適な通信が利用可能で、スピードテストの結果は下り20Mbpsを超えるポイントもあった。

中心部の屋外では快適な通信が可能なエリアも
中心部の屋外では快適な通信が可能なエリアも


その他、LTE接続可能なことが確認できたエリアは以下のような場所となる。

◯LTE接続が可能なことを確認したエリア
・シェムリアップ空港
・シェムリアップ空港近くの国道6号線
・シバサ・ロード付近(屋外)
・ワットボー・ロード付近(屋外&建物内)
・パブストリート付近(屋外&建物内)
・アンコールワット遺跡付近(遺跡内部は電波状況厳しい)

ざっくり言うと「中心部の屋外はLTEに繋がる」という感じで、LTE接続されていれば速度はそれなりに快適だ。ただし、建物の中では電波が弱かったりLTE接続できないことも多々あるということで、日本と同じ間隔ではまだ利用できないと思ったほうが良いだろう。

記事執筆:shimajiro@mobiler


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カンボジア・シェムリアップのLTEエリア状況まとめ – アンコール・ワットでLTEはほぼ利用不可 | shimajiro@mobiler

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