UQがWiMAXからWiMAX 2+に無料で乗り換えられる施策を提供!

UQコミュニケーションズ(以下、UQ)は27日、同社がネットワーク構築を行っている高速データ通信サービス「WiMAX 2+」を来春よりキャリアグリゲーション(CA)で下り最大220Mbpsに高速化することに伴い、データ通信サービス「WiMAX」が下り最大40Mbpsから下り最大13.3Mbpsになるため、WiMAXサービスを現在利用しているユーザーがこの機会により高速で快適なWiMAX 2+に乗り換えられるようにWiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーターに無料で交換できるプログラム「WiMAX 2+ 史上最大のタダ替え大作戦」( http://www.uqwimax.jp/lp/tadagae/ )を2014年11月1日(土)より実施すると発表しています。

なお、WiMAX 2+を提供している仮想移動体通信事業者(MVNO)においても同様の施策を実施する予定とのこと。ただし、各MVNOによって多少内容が異なるため、詳細は各社のWebサイトまたは上記プログラムの公式Webページを11月1日以降に参照するように案内されています。

UQではWiMAXで利用している30MHz幅のうち20MHz幅を来春よりWiMAX 2+で利用することで、現在、WiMAX 2+で利用している20MHz幅とLTE-Advancedの要素技術の1つである「キャリアグリゲーション(CA)」によって束ねて20MHz×2とすることで、WiMAX 2+が下り最大220Mbpsに高速化します。

そのため、WiMAXは10MHz幅のみとなるため、下り最大13.3Mbpsとなってしまいます。詳細はすでに「UQコミュニケーションズ、WiMAX 2+のキャリアグリゲーション対応下り最大220Mbpsサービスを来春に提供!対応機種は別途発表予定――WiMAXは下り最大13.3Mbpsに - S-MAX」にまとめていますのでこちらの記事を参照してください。

これに伴い、WiMAXユーザーが不利益を受けることから、無料でより快適なWiMAX 2+に乗り換えられる施策を実施します。WiMAX 2+ 史上最大のタダ替え大作戦では契約解除料や登録料、WiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーターの代金が無料となるほか、交換した時点から2年間月額3,696円(税別)でWiMAX 2+を使い放題(ハイスピードモードでは月当たり7GBの制限があります)で利用できます。2年を経過した26ヶ月目以降は2年契約で4,196円(税別)となります。

WiMAX2+対応の交換対象機種は現在販売している「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14」や「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ NAD11」、「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」の3機種で、クレードルセットは別途費用が発生するとのこと。

ただし、これらの機種では下り最大220Mbpsは利用できないのでご注意ください。また、UQでは今後、対象機種は変わる可能性があるとしています。

なお、現時点ではMVNOとしてヤマダ電機やビックカメラ、ヨドバシカメラ+ワイヤレスゲート、エディオン、ノジマ、@nifty、BIGLOBE、So-net、AsahiNet、J:COM、GMOなどが同様の施策を提供するとしています。

記事執筆:memn0ck


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