NOTTVが佐賀県開局で47都道府県で利用可能に！

mmbiは30日、同社が運営し、NTTドコモがサービスを提供しているスマートフォン（スマホ）およびタブレット向け放送局「NOTTV（ノッティービー）」が佐賀県で2014年11月1日（土）より利用可能になるとお知らせしています。

これはNOTTVが利用しているモバキャスをジャパン・モバイルキャスティングが佐賀県鳥栖市神埼市郡に鳥栖送信局を開局したことによります。これにより、2012年4月1日のサービス開始から2年半かかってようやく47都道府県で提供されることになります。

なお、鳥栖送信局がカバーするエリアは佐賀県の長崎自動車道より南側の佐賀平野と鳥栖市、神埼市郡、三養基郡の平野部、さらに福岡県の久留米や柳川、大川、太宰府市などとなっており、およそ300万人が視聴対象となっています。

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鳥栖送信局のモバキャスカバーエリア


モバキャスは現在、NOTTVのみがサービス提供されており、NTTドコモの対応機種で利用可能となっています。NOTTVは従来は利用料400円（税抜）の有料チャンネルのみでしたが、今年7月1日からは無料チャンネルも開始され、現在は有料2チャンネル、無料2チャンネルの放送が行われています。

また、提供エリアも着実に広げてきており、今回、ようやく佐賀県で開局したことで47都道府県で利用可能となりました。

一方、NOTTVの加入者数は2014年3月末で160万5,195契約、2014年9月末で162万7,645契約とここ半年の2014年上半期において2万2,450契約しか増加しておらず、無料チャンネルが開始されたとはいえ、有料チャンネル加入者はかなり伸び悩んでいます。

なお、モバキャス（VHF-HIGH放送）の利用を促進するために総務省では新たな事業者を認可し、2015年4月1日以降にはスカパーやアニマックス、フジテレビなどの5社6番組の合計12セグメントの放送局がサービスを開始する予定となっており、NOTTVでもこれらの企業のコンテンツを「NOTTVパック」として2015年4月1日より配信します。

記事執筆：memn0ck


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