国内唯一Y!mobileがNexus 6を扱うことを発表

ワイモバイルは13日、今冬に提供する新サービス・新商品を披露する発表会を行い、スマートフォン(スマホ)およびタブレット向けの最新プラットフォーム「Android 5.0(開発コード名:Lollipop)」を搭載したGoogleの6インチディスプレイ搭載リファレンスモデル「Nexus 6」やAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)を採用した8インチタブレット「Mediapad M1 8.0 403HW」などを発表した。

発表会ではワイモバイル代表取締役社長兼CEOのエリック・ガン氏が登壇し、Nexus 6を取り扱う国内携帯電話会社は「Y!mobileだけ」と自信を見せた。今回は発表会の模様を写真や動画を交えてレポートしていく。

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登壇したガン氏はまず、8月から新ブランドとして「Y!mobile」を立ち上げてガラケー並みの料金2980円(税別)を開始し、この3ヶ月で獲得した新規ユーザーの半分以上がスマートフォンを始めて使うユーザーであると述べ、さらにこの3ヶ月でY!mobileがAndroidの新規獲得数の40%をおさえ、トップシェアであると発表した。
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続いてガン氏はNexus 6を、従来の延長ではない新しいアーキテクチャーを搭載したAndroid 5.0 Lollipopマートフォンと紹介した。さらに販売価格に関して「ベスとなハード、ベストなソフトをあわせて月々の割賦金額32GBが2900円(税別)、64GBが3300円(税別)」と発表した。また、Android 5.0(Lollipop)が使えるスマートフォンとしてNexus 5の32GBが月々1600円(税別)である点にも触れた。
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ガン氏は質疑応答でNexus 6をY!mobileが扱うメリットを、Y!mobileショップや量販店で実際に触って購入することができる点であると語った。また、Y!mobileが扱う比較的安価なスマートフォンと価格帯が大きく違う点について、Nexus 6はパフォーマンスを重視するユーザー向けであり、商品ラインナップに幅を持たせていると述べた。


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新サービスとしてパケットプランをもつ親回線に追加できるシェアプランを発表した。シェアプランの例としてスマホプランLの場合、3枚までSIMを無料で持つことができ、タブレットやWi-Fiルーターなどでパケット通信をシェアできると紹介した。


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シェアプランの発表に合わせて、8インチのAndroidタブレットMediapad M1 8.0 403HW(以下、403HW)を12月4日に発売すると発表した。403HWは8.0インチHD(800×1280ドット)ディスプレイ、前面デュアルスピーカー、Yahoo!カーナビを搭載する。なお、質疑応答で403HWはSIMロックされた端末であると発表した。


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続いて、自動車のシガーライターソケットに差し込んで使う「Car Wi-Fi」デバイスを2015年春に発売することも発表した。Car Wi-Fiデバイスはグローバル向けに発表されたファーウェイ製の端末でY!mobileが国内向けに取り扱う。

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展示会場にはNexus 6向けのリアカバーやフリップカバーの展示も行われていた。フリップカバーは電子マネーなどのカードを収納出来るほか、折り返してスタンドとして利用できる。


Nexus 6のカレンダー機能動画

動画リンク:http://youtu.be/MWYMbr0fIm4
Nexus 6の発売は12月上旬を予定しており、ガン氏は一日も早く日本で発売したいとGoogleと協議していると語った。


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ファーウェイ製8インチタブレットMediapad M1 8.0 403HW


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403HWの端末情報


Mediapad M1 8.0 403HWの全体を動画で紹介

動画リンク:http://youtu.be/q0QBMBKPdaI

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「Car Wi-Fi」デバイス(ファーウェイ製)


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エイビットの「PHSシールド」の展示


記事執筆:mi2_303


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