Google Cast for audioが発表!

Google(グーグル)は5日(現地時間)、Google Play MusicやPANDORA、TuneIn Radioなどのストリーミング型音楽サービスを対応スピーカーで再生できる新しいサービス「Google Cast for audio」を発表しています。まずはアメリカ(米国)にて今春に提供開始する予定。

対応スピーカーは発表段階でソニーおよびデノン、LG Electronicsのオーディオ機器パートナーから発売され、今後、これらのパートナーは拡大していく見込み。

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Google Cast for audioは2013年7月に発売したテレビなどのHDMI端子のあるディスプレイに装着して利用するスティック型STB「Chromecast」の仕組みをスピーカーなどの音響機器に組み込むことで実現するサービスです。

Chromecastと同様に無線LAN(Wi-Fi)を通してストリーミングされ、操作はAndroidやiOS、Chromeブラウザー上の対応するアプリから行い、対応する音楽サービスをスピーカーに送って楽しむ事ができるようになっています。

音楽サービスは発表時にはGoogle Play MusicおよびPANDORA、TuneIn Radio、Rdio、Songzaなど約100個(対応アプリ一覧)とされており、今後順次拡大予定。なお、音楽ストリーミングサービスとしては大手のSpotifyやライバルのAppleが提供するBeats Musicには対応していません。

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GoogleではChromecastはすでに現在27カ国で販売されており、対応アプリや機能の増加に伴って利用率が当初よりも60%も増加しているとのこと。

また、将来的にはテレビ(Android TV)やゲーム機、セットトップボックス(STB)なども「Google Cast」のエコシステムに追加されるとしています。



記事執筆:memn0ck


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Google Chrome Blog: Introducing Google Cast for audio