au向けスマホと見られる「KYL23」が各認証を取得!写真は販売中の「DIGNO M KYL22」(左)と「DIGNO S KYL21」 |
昨日も紹介したように来週1月19日(月)に「au発表会 2015 Spring」が開催され、au向けの2015年春モデルが発表されます。そんな中、通信機能を搭載する製品を実際に販売するためには特定機関にて認定を受ける必要があり、発表前にそれらの機関によってある程度の情報が公開されることがあります。
注目度が高いガラケーとも呼ばれるケータイ(フィーチャーフォン)のような折りたたみ型形状でOSにAndroidを採用したau向けシャープ製機種が早ければ今月中にも投入されるということで、その候補と見られる「SHV31」という機種について紹介しました。
他にもau向け2015年春モデルの候補として各機関にて認証を受けている機種があり、今回はそのうちの京セラ製「KYL23」についてまとめてみます。なお、KYL23はいくつかのコンテンツにおける対応機種一覧において「DIGNO M KYL23」となっており、入力間違いの場合もありますが(汗)、現在販売中の2013年冬モデル「DIGNO M KYL22」の後継機種である可能性が高そうです。
総務省が公開している資料によって京セラ製のKYL23という機種が設計認証(2014年10月6日付け、AD140169003)や工事設計認証(2014年9月5日付け、005-100858)をDSPRにて取得しています。
まず、型番的にauのルールに沿っているため、au向けと見られ、同じ京セラ製でも「URBANO」シリーズや「TORQUE」シリーズはKYLではないため、「DIGNO」シリーズである可能性が高いです。
また、KYVではないので、VoLTEには非対応で、認証内容からGSMおよびCDMA2000、FDD-LTEのほか、無線LAN(Wi-Fi)やBluetoothに対応した機種となっています。
各通信方式における対応周波数帯はCDMA2000が800MHz(BC0)および2100MHz(BC6)、FDD-LTEが800MHz(Band 18とBand 26)および2100MHz(Band 1)、Wi-Fiが2.4GHzのみでIEEE 802.11b/g/n準拠です。
これまで、DIGNOシリーズはau向けにDIGNO M KYL22のほか、「DIGNO S KYL21」、Y!mobile向けに「DIGNO DUAL WX04K」や「DIGNO DUAL 2 WX10K」、「DIGNO T 302KC」と複数の機種に同じペットネームが付くことはなかったので、同じ「DIGNO M」になるのかは半信半疑といったところですが、現在判明している内容からはKYL23がエントリーモデルでDIGNOシリーズとして登場しそうです。
DIGNO M KYL22が5インチディスプレイ搭載で防水・防塵対応ながら135gとかなり軽く、最薄部3mm(最厚部9.9mm)のミニマムエッジを売りにしていただけに、こういったコンセプトなのかもしれないですね。正式発表が楽しみです!
記事執筆:memn0ck
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