自撮り棒の使用禁止が増える!?

以前に台湾の航空会社であるChina Airlines(チャイナ エアライン)がいわゆる「自撮り棒(セルカ棒、セルフィースティックなど)」について収納時の長さが25cm、直径1cmを超える場合に機内への持ち込みを禁止ことを紹介した。

現状では航空機内への自撮り棒の持ち込みについては日本国内において禁止は広がっていないが、西日本旅客鉄道(JR西日本)が開業でにぎわう北陸新幹線の金沢や富山など5駅のホームでの使用禁止に踏み切ったと産経新聞が伝えている。

また、有名なところでは東京ディズニーリゾート(以下、TDL)でも以前より自撮り棒の使用をすでに禁止しており、交通や観光施設における自撮り棒の使用禁止が今後さらに拡大する可能性が出てきた。

産経新聞によると、JR西日本の金沢駅などの自撮り棒が禁止されている駅では構内ディスプレイに「ホームでの自撮り棒の使用を禁止させていただきます」との案内が表示されているという。

JR西日本では自撮り棒の使用禁止について「他の利用者に当たって怪我をする可能性やホームから乗り出して列車の運行に支障をきたす恐れがあるため」という理由だとしている。

他の鉄道でも東海旅客鉄道(JR東海)や東日本旅客鉄道(JR東日本)では禁止はしていないものの、安全を妨げそうな場合は駅係員が声をかけるなど注意を払っているほか、小田急電鉄や東武鉄道でも同様の対応をしている。

一方、TDLではそもそも三脚などの使用も禁止しており、自撮り棒も三脚などの撮影補助機材として扱われ、持ち込みも禁止しているということで、若干、状況が違いそうだが、今後、海外の状況も鑑みると使用禁止をするエリアが国内でも広がってくる可能性があり、せっかく便利で人気となっている自撮り棒だけにきちんとマナーを守って使うことが望まれる。



記事執筆:S-MAX編集部


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マナーまだまだ 「自撮り棒」規制 北陸新幹線でも使用禁止 - SankeiBiz(サンケイビズ)