IFTTTとLifelogが連携!

IFTTT Inc.は10日(現地時間)、特定の条件をトリガーにして日頃のルーチンワークなどの作業を自動化できるサービス「IFTTT」( http://ifttt.com )がSony Mobile Communications(以下、ソニーモバイル)が提供しているライフログサービス「Lifelog」に対応したとお知らせしています。

Lifelogで収集した各種データをトリガーとして他の連携しているサービスに渡すことができ、例えば、Lifelogでカウントした歩数をTwitterやFacebookなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)に自動投稿することができるようになります。

ソニーモバイルでは昨年秋にドイツ・ベルリンにて「IFA 2014」に合わせて行われたプレス向けカンファレンスにてLifelogのパソコン(PC)など向けWebサービスやオープンAPIを公開すると発表し、そのAPIを用いてIFTTTと連携する予定があるとしていましたが、今回、ようやく実現しました。なお、Webサービスはすでに https://lifelog.sony.com/ にて提供されています。

LifelogとIFTTTの連携ではLifelogをトリガーとして他のサービスにLifelogで収集したデータを渡すことができるようになっています。他のサービスからLifelogに渡すアクションには非対応。利用できるトリガーは以下の通り。

Activity summary1日の終わりにその日の歩数や消費カロリー、移動距離を渡す
Any physical activity記録された全期間における身体活動を渡す
Daily steps aboveその日に目標の歩数を上回ったときに渡す
Step goal not reachedその日に目標の歩数を下回ったときに渡す
Daily calorie goal reachedその日に目標の消費カロリーを上回ったときに渡す
Recorded sleep記録された睡眠について渡す
Any application usedスマートフォンでどんなアプリを使ったかを渡す
Specific application used特定のアプリをどの程度使ったかを渡す

IFTTTではスマートフォン(スマホ)やタブレットなど向けアプリは「IF」と名称を変更しており、その他に各種レシピ(自動操作)を簡単にボタン化できる単体アプリも提供しています。

LifelogはAndroid搭載機器にアプリをインストールすれば利用できますが、歩数などを記録するにはアクティビティートラッカー「SmartBand SWR10」や「SmartBand Talk SWR30」、スマートウォッチ「SmartWatch 3 SWR50」などが必要です。

記事執筆:memn0ck


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