Galaxy S6 edgeとGalaxy S6ではメニュー

今年の夏モデルでは先行してすでに販売されているサムスン電子(以下、Samsung)の最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)の「Galaxy S6 edge」と「Galaxy S6」。最近のAndroidでは多くの機種が画面内にホームボタンなどを表示させるオンスクリーンボタンになっている中、Galaxyシリーズは過去の機種との操作性を保つなどのことから粘り強くホームキーやバックキーなどの独立したハードキーをGalaxy S6 edgeとGalaxy S6も同様に搭載しています。

一方、Androidの初期にはこれらのハードキーのひとつとして多くの機種に搭載されていたメニューを表示するメニューキーはユーザーインターフェース(UI)の方向性の変化によって、今ではGalaxyシリーズも普通に押しただけでは利用できず、以前にも紹介したように「Galaxy S5」からタスクキーの長押しでメニューが表示できるようになっていました(さらに前はメニューキーを搭載)。

今回のGalaxy S6 edgeおよびGalaxy S6ではさらに最新のAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)を採用したからなのか、それとも他の理由があるのかはわかりませんが、メニューの表示には戻るキーの長押しに変更されています。

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Galaxy S6 edgeでTwiccaのメニューを表示

Androidの初期の頃からあるアプリで操作性が変わっていないアプリ、例えば、このゴールデンウィークに久しぶりに怒涛の更新がされているTwitterアプリ「twicca」などはメニューから「設定」などを利用するようになっています。

オンスクリーンボタンに対応した機種ではメニューボタンがホームボタンなどと一緒に画面下に表示されるので押せばメニューが表示されるわけですが、Galaxyシリーズではオンスクリーンボタンが表示されないので、メニューボタンも表示されません。

これまでのGalaxy S5以降のGalaxyシリーズであればディスプレイの下にある3つのキーのうちの左側、タスクキーを長押しするとメニューキーの代わりになっていました。

同様にGalaxy S6 edgeおよびGalaxy S6でタスクキーを長押しすると画面分割画面になってしまい、メニューが表示されません。ここで「メニューキーなくなったんだ。」と思ってしまいがちですが、Galaxy S6 edgeおよびGalaxy S6ではディスプレイの下にある3つのキーのうちの右側、戻るキーの長押しでメニューキーの代わりになるように変更されています。

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Galaxy S6 edgeやGalaxy S6ではタスクキーの長押しが画面分割に

どうせなら以前と同様にタスクキーの長押しでメニュー表示、戻るキーの長押しで画面分割表示でも良かったんじゃないかと思いますが、そのうちメニュー表示はなくしていく方向で、逆に画面分割表示は今後どんどん標準機能として強めていくの方針なのかなとも受け取っています。

というのも、メニューキーとともに初期のAndroidにあった検索キーはほぼ絶滅しており、Galaxyシリーズでは戻るキーの長押しで検索キーの代わりになっていましたが、対応するアプリがかなり減っていることもあり、今回の変更になったのかなと思われます。

また、メニューについては、Androidの方針としてメニューキーからはじめは画面右上に配置されたメニューボタン押下に変わりましたが、さらに今では画面左上に配置されたメニューボタン押下または画面の左端から右へなぞる(スタイプする)ことでメニューを表示するようになってきています。

これはAndroidの方向性としては画面の左側に重きを置いているとも取れ、Galaxyシリーズも左側をより重視しているのと一致するようです。画面が大きくなっていることを考えると、開発者は左手持ちが多いんでしょうかね?将来的には設定で左右の使い勝手を反転されたりできたらいいんですけども(;´Д`)

記事執筆:memn0ck


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