shimajiro@mobiler。写真は台湾の桃園国際空港第二ターミナルのSIM売り場

先日、台湾における「4G LTE対応プリペイドSIMカードの販売価格やリチャージ用プランを4社まとめて紹介」という記事にて主に日本から台湾に渡航した際にオススメな4G LTE対応プリペイドSIMカードを紹介した。

台湾では現時点で、中華電信および台灣大哥大、遠傳電信、亞太電信の4社の4G LTE対応プリペイドSIMカードが購入できるが、今回は渡航してすぐに購入できる桃園国際空港で販売されている状況を紹介する。

◯台湾の桃園国際空港での4G LTE対応プリペイドSIMの販売状況まとめ
キャリア第一ターミナル第二ターミナル
中華電信×
台灣大哥大××
遠傳電信×
亞太電信×
※2015年5月5日現在。

桃園国際空港の第一ターミナルで4G LTE対応プリペイドSIMの販売を確認できたのは中華電信および台灣大哥大、遠傳電信の3社が並んでいる窓口ではなく、スカイトレインで第二ターミナルへ移動する間にある中華電信のショップにて販売されているのを確認できた。

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桃園国際空港 第一ターミナルのSIMカード売り場:ここでは販売されてなかった


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中華電信の4G LTE対応プリペイドSIMを販売する中華電信のショップ(桃園空港の第一ターミナル)

このショップでも「4G LTE対応のプリペイドSIMを売っているか?」と確認すると、店員に「4G LTEは容量無制限はない」と説明されたので、基本的には通信量制限のない3G対応のプリペイドSIMをメインに販売しているものと思う。

次にスカイトレインに乗って第一ターミナルから第二ターミナルへと移動すると、最初に通りかかるのが中華電信のカウンターだ。ここでも4G LTE対応のプリペイドSIMが販売されているか確認したところ「販売していない。街中でないと購入できない」と説明された(実際には第一ターミナル側のショップで販売されていたけれど)。

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中華電信のカウンター(桃園空港 第二ターミナル)

第二ターミナルの到着フロアでは、3社のカウンターが並ぶ売り場で遠傳電信の4G LTE対応プリペイドSIMが販売されているのが確認できた。


05遠傳電信の4G LTE対応プリペイドSIM

ただ、ここでも店頭にわかりやすく「4G LTE対応SIM販売中」という類いの表示はなく、店員に「4G LTE対応のSIMカードはあるか?」と確認しないと商品が出てこなかったので注意が必要だ。

台湾の通信事業者は中華電信および台灣大哥大、遠傳電信の大手3社に加えて、亞太電信が4G LTE対応プリペイドSIMカードを販売しており、恐らくそう遠くないうちに桃園国際空港でも4G LTE対応プリペイドSIMカードを購入できるようにはなると思うのだけれど、2015年5月時点では桃園国際空港で購入可能な4G LTE対応のプリペイドSIMは購入可能キャリアや場所が限られる点に注意したい。

桃園国際空港で確実に4G LTE対応プリペイドSIMカードを購入するのであれば、第二ターミナルの入国審査場の前で販売されている亞太電信のプリペイドSIMがオススメだ(容量無制限&在庫切れが基本的に心配ない)。

記事執筆:shimajiro@mobiler


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