ソフトバンクとソフトバンクモバイルが商号変更!

ソフトバンクは11日、2014年度(2015年3月期、2014年4月〜2015年3月)の決算発表を行い、これまではグループの親会社だった「ソフトバンク株式会社(英語表記:SoftBank Corp.)」を「ソフトバンクグループ株式会社(英語表記:SoftBank Group Corp.」に、日本国内の通信事業を担う「ソフトバンクモバイル株式会社(英語表記:SoftBank Mobile Corp.)」を「ソフトバンク株式会社(英語表記:SoftBank Corp.)」にそれぞれ2015年7月1日に会社名(商号)の変更を行なうと発表しています。

なお、変更は2015年6月19日に予定されている第 35回定時株主総会で定款の一部変更が承認されることを条件とし、本日5月11日に商号を変更することを取締役会で決議したとのこと。

また、これと同時にソフトバンクグループの代表取締役副社長を務める宮内謙氏はソフトバンクモバイルがグループの中核としてますます重要な役割を担っていくことからソフトバンクモバイル代表取締役社長兼CEOの経営に優先的に取り組むために代表権のない取締役とし、代わりに2014年9月にソフトバンクグループのバイスチェアマンおよびSB Group US, Inc.のCEOに就任したニケシュ・アローラ(Nikesh Arora)氏がソフトバンクグループの代表取締役副社長になるということです。


商号変更の理由はソフトバンクモバイルが2015年4月1日にソフトバンクBBおよびソフトバンクテレコム、ワイモバイルを吸収合併し、これにより、ソフトバンクモバイルの事業領域が移動通信サービスから固定通信サービス、インターネット接続サービスまで拡大したことを踏まえたことからとしています。

人事ではソフトバンクグループの取締役常務執行役員で福岡ソフトバンクホークス代表取締役社長兼オーナー代行などを務める後藤芳光氏および取締役常務執行役員でソフトバンクモバイル専務取締役兼CFOなどを務める藤原和彦の2名が6月19日付けでソフトバンクグループの取締役を退任予定。

取締役は退任予定ですが、後藤氏はソフトバンクグループの常務執行役員およびソフトバンクモバイル専務取締役として引き続き国内外の資金調達を取り仕切り、藤原氏はソフトバンクモバイルの専務取締役兼CFOに専念します。

この他、ソフトバンクモバイル監査役の村田龍宏 E氏およびあらた監査法人パートナーのE遠山篤氏が新しく監査役候補者となっており、6月19日付けで就任予定。異動後の役員一覧は以下の通り。

代表取締役社長孫正義
代表取締役副社長ニケシュ・アローラ
取締役宮内謙
ロン・フィッシャー
ユン・マー
宮坂学
柳井正
マーク・シュワルツ
永守重信
常勤監査役村田龍宏
遠山篤
監査役宇野総一郎
柴山高一
窪川秀一


記事執筆:memn0ck


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