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日本Androidの会 秋葉原支部が提案するNFCタグを使った介護支援

東京のお台場にある東京ビッグサイトにて無線技術やワイヤレスビジネスに関する企業の展示会「WIRELESS JAPAN 2015(ワイヤレス ジャパン 2015)」が2015年5月17(水)~29日(金)までの3日間、東京ビッグサイトの西3・4ホールおよび会議棟で開催開催されています。なお、昨年に続いて「ワイヤレステクノロジーパーク2015」および「運輸システムEXPO2015」が併催。

今回は日本Androidの会ブースにて秋葉原支部が展示していたNFCタグとスマートフォン(スマホ)を活用した介護者支援アプリ「おうちへカエろう」が展示されていたので紹介します。

◯「介護者支援アプリ おうちにカエろう」の簡単な説明
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ブース内に展示されていたざっくりとした概要

介護者支援アプリ おうちにカエろうは横浜医療情報専門学校医療IT科チームMEADが製作し、日本Androidの会 秋葉原支部で今回のサンプルを作成、展示した介護支援アプリと周辺機器のセットです。

「認知証などで徘徊する高齢者」の居住エリア情報をNFCタグに埋め込んでスマートフォンのNFCリーダー機能で読み込んで表示させることができます。

NFCタグを高齢者の身につけやすいものにセットしているのが特徴で、腕時計型やお守り・ストラップ(キーホルダー)型とすることで、高齢者に違和感なく身につけてもらうことができます。

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その仕組み上、端末のNFC対応が必須だがNFCにさえ対応していればどんなスマートフォンやタブレットでもOK

一言で言うと「NFCタグを利用した新しい迷子札」ということになります。


◯手順を解説
今回は腕時計型のNFCタグを使い、「ビッグサイト」という単語をNFCタグに埋め込みます。

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実際に高齢者からも評判が良かったという腕時計型NFCタグとNexus 5

専用アプリの「書き込む!」を選択して、NFCへ情報を書き込むための画面を呼び出します。

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利用上の注意(写真=左)と入力画面(写真=右)

文字入力は自由にできますが、個人情報を保護するために入力するのは「在宅介護者なら住所などは入力は避けて、近隣の警察署などの連絡先や大まかな居住地にする」・「福祉施設入居者であれば、その連絡先」が良いでしょう。今回は「ビッグサイト」と入力を試しています。

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NFCタグにスマートフォン側から書き込むためスマホ側のNFC部にタッチします

これで、準備完了です。次に別のスマートフォン(もちろんNFC搭載)などで、タグにタッチすると……。

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入力した「ビッグサイト」の文字が確認できました!

情報の書き込みには専用のアプリが必要になりますが、読み取りには特に専用のアプリを必要としないため、「徘徊して迷子になっても誰かしらのスマホでNFCを読み取れることが期待できる」わけです。

この「おうちにカエろう」は現段階で改良と調整の最中で、実際の利用に役立てるために、「こうした方が良い」などの意見を受け付けているそうです。

スマホとNFCタグを使った認知症高齢者などへの介護支援の新しい使い方として期待できそうですね。

記事執筆:河童丸


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