LINEのChromeアプリが登場!

LINE Corp.は30日、同社が提供・運営するスマートフォン(スマホ)など向け無料通話・無料メールサービス「LINE」( http://line.me )のGoogle Chrome向けWebアプリを2015年7月29日(水)に提供開始したと発表しています。

利用料は無料。対応言語は英語および日本語、中国語(簡体字/繁体字)、タイ語、韓国語。すでに「Chromeウェブストア」( https://chrome.google.com/webstore/detail/line/menkifleemblimdogmoihpfopnplikde )にてダウンロード・インストールすることが可能です。

これにより、WebブラウザーのGoogle Chromeを導入しているWindowsやMac、Linux、Chrome OSといったパソコン(PC)からLINEが利用できるようになり、同一のGoogleアカウントを利用することで、一旦インストールしてしまえば、追加インストール不要で複数端末からLINEが使えます。

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LINEアプリはこれまでAndroidやiPhoneなどのiOS、Windows Phone、BlackBerryなどのスマートフォン(スマホ)やタブレットなど以外にもWindowsおよびMac向けのPC向けが提供されてきましたが、新たにLinuxやChrome OSでも利用できるChrome向けWebアプリが提供されました。

LINEのコア機能であるトーク機能はもちろん、PCでの利用シーンを想定し、スクリーンキャプチャーの撮影および送信機能を搭載しているほか、最大1GBのファイル送受信も簡単・素早く行うことができます。

また、独自機能として自分用にテキストや画像を整理して保存が可能な「メモ」機能を搭載し、自宅のPCで作成したToDoリストを学校や職場のPCで確認するといったさらに便利なマルチデバイス利用が可能になります。

なお、Google Chrome向けLINEアプリではセキュリティー保護のため自動ログイン機能は提供しておらず、また、新たなデバイスでの初回ログイン時にはスマホ向けLINEアプリを使った本人認証が必須となります。また、音声・ビデオ通話機能やタイムライン機能は非対応となっており、利用を希望するユーザーにはPC版LINEの利用を推奨しています。

同社ではこれまでマルチデバイス型メッセンジャーサービスとして、現在までにメインのスマホ向けに加え、サブデバイス機能としてPC向け(WindowsおよびMac)、iPad向け、ウェアラブル製品向けなどを提供していますが、Chorme向けアプリの公開によってさらなるマルチデバイス利用の垣根を下げ、さらに多くの利用者に便利なユーザー体験を届けることをめざすとしています。

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記事執筆:memn0ck


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