「FREETEL Simple」を使うための準備とあまりSimpleでない内蔵機能を解説! |
先週8月28日に発売され、現在は完売状態が続いているプラスワン・マーケティングの展開するSIMフリーな携帯電話ブランド「FREETEL」のストレート型シンプルフォン「FREETEL Simple」(以下、Simple)。
今回は、前回の開封レポートに続いて、Simpleを使うための下準備やセットアップ(初期設定)と、さらにSimpleに搭載されている内蔵機能などを紹介したいと思います。
◯SimpleにSIMカードをセット
Simpleの背面カバーを開けた状態
Simpleの背面カバーを開いてバッテリーを取り出すと、通常サイズ(2FF)のSIMカードスロットが2つと、32GBまでに対応したmicroSDHCカードスロットがあります。
SIMカードスロットは左からGSM専用、GSMおよびW-CDMA共用のものとなっており、日本国内で使う場合には右側のGSMおよびW-CDMA共用の方に国内の携帯電話会社のSIMカードを挿して利用します。
対応しているキャリアのSIMカード(写真=左)と対応していないSIMカード(写真=右)
対応しているキャリアはNTTドコモおよびSoftBank、Y!mobileのSIMカード(UIMカード)で、auとウィルコム時代に発行していたウィルコムロゴのSIMカードは利用することができません。また、もちろん、NTTドコモの回線を用いた仮想移動体通信事業者(MVNO)のSIMカードでもOKです。
今回はNTTドコモのドコモUIMカード(nanoSIMカード)をSIMカードアダプターを用いて使いました。
今回はSIMカードアダプターを使っています。
公式には対応を謳っていませんが、SIMカードアダプターを利用してSIMカードを挿したところ、問題なく認識しました。
Simpleで自番号を表示したところ
Simpleはネットへの接続機能を持たないシンプルフォンなので、特にネットワーク接続の準備などは必要ありません。これで、Simpleから電話やSMSが利用できるようになります。
◯内蔵機能をチェック
基本機能は通話とSMSに絞ったケータイ(フィーチャーフォン)であるSimpleですが、一般的なケータイにも内蔵されているようなツールや機能も搭載しているので、主だったものを紹介します。
Simpleのメニュー画面
・ツール
ツールメニュー
ツールの項目にはカレンダーおよびアラーム、世界時計、ノート(メモ)、簡易留守録の機能があります。
カレンダーは予定を入力してToDoアプリ的な使い方ができますが、Googleカレンダーなどとの同期機能はなく、この端末のみで完結するものになっています。
・マルチメディア
マルチメディアの項目内には、FMラジオ・オーディオプレイヤー・ファイルマネージャー(ファイラー)があります。
FMラジオはイヤホンマイク端子にイヤホンが接続されていないと利用ができませんが、本体背面のスピーカーからの出力にも切り替えることができます。なお、イヤホンは開封レポート時にも紹介しましたが、同梱されていないので市販のイヤホンを別途自分で用意する必要があります。
イヤホンを接続しないで起動しようとすると接続するように促すメッセージが表示される
オーディオプレイヤーは本体およびmicroSDカードのMusicフォルダー内にあるMP3やWAVなどのオーディオファイルを再生できます。筆者が試してみたところ、MP3やWAV、m4a、MIDI形式のファイルが再生できました。これらはすべての着信音などに設定が可能です。ただし、MIDIファイルについては内蔵音源がよくないためか質は低いので注意してください。
オーディオプレイヤーの画面
ファイルマネージャーはその名の通りの機能で、フォルダーの作成やファイルコピーなどを行なえます。もちろん、電話機本体とメモリーカード間のファイルのやりとりが可能です。
画像ファイルについてはBMPおよびJPG、PNG形式の再生を確認しており、128×160ピクセル以下の画像であれば待ち受け時の壁紙に設定することもできました。
・ボイスレコーダー
メインメニュー右下のボイスレコーダーでは、会話の録音などが可能です。初期設定では「音質:低い」となっているので、使うつもりであれば設定を見直したほうがいいかもしれません。
録音先を本体かメモリーカードかへ変更が可能で、録音時の録音ファイルの形式(拡張子)を3種類から自由に選んで録音ができます。
・Bluetooth
SimpleはBluetooth 2.1(+EDR)を搭載しており、Bluetoothヘッドセットやスピーカーなどをペアリングして利用できます。
6月に開催された発表会でのタッチ&トライの際に説明員から「スマートフォン(スマホ)とペアリングでのBluetooth子機登録が可能になる予定である。」という説明を受けていましたが、実装は見送られたのか子機登録をすることはできません(公式Webページにも注釈が加えられていました)。
このようにFREETEL Simpleは通話とSMSに基本的な機能を絞り込みつつも、ラジオやオーディオプレイヤーといった機能も搭載しています。荒削りな部分も見られますが、どんな製品であるかをわかった上で購入するには悪くない機種なのではないかと思いました。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
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・FREETEL Simple 関連記事一覧 - S-MAX
・FREETEL FT142F-simple 特長|機種一覧|FREETEL(フリーテル)
Simpleの背面カバーを開けた状態
Simpleの背面カバーを開いてバッテリーを取り出すと、通常サイズ(2FF)のSIMカードスロットが2つと、32GBまでに対応したmicroSDHCカードスロットがあります。
SIMカードスロットは左からGSM専用、GSMおよびW-CDMA共用のものとなっており、日本国内で使う場合には右側のGSMおよびW-CDMA共用の方に国内の携帯電話会社のSIMカードを挿して利用します。
対応しているキャリアのSIMカード(写真=左)と対応していないSIMカード(写真=右)
対応しているキャリアはNTTドコモおよびSoftBank、Y!mobileのSIMカード(UIMカード)で、auとウィルコム時代に発行していたウィルコムロゴのSIMカードは利用することができません。また、もちろん、NTTドコモの回線を用いた仮想移動体通信事業者(MVNO)のSIMカードでもOKです。
今回はNTTドコモのドコモUIMカード(nanoSIMカード)をSIMカードアダプターを用いて使いました。
今回はSIMカードアダプターを使っています。
公式には対応を謳っていませんが、SIMカードアダプターを利用してSIMカードを挿したところ、問題なく認識しました。
Simpleで自番号を表示したところ
Simpleはネットへの接続機能を持たないシンプルフォンなので、特にネットワーク接続の準備などは必要ありません。これで、Simpleから電話やSMSが利用できるようになります。
◯内蔵機能をチェック
基本機能は通話とSMSに絞ったケータイ(フィーチャーフォン)であるSimpleですが、一般的なケータイにも内蔵されているようなツールや機能も搭載しているので、主だったものを紹介します。
Simpleのメニュー画面
・ツール
ツールメニュー
ツールの項目にはカレンダーおよびアラーム、世界時計、ノート(メモ)、簡易留守録の機能があります。
カレンダーは予定を入力してToDoアプリ的な使い方ができますが、Googleカレンダーなどとの同期機能はなく、この端末のみで完結するものになっています。
・マルチメディア
マルチメディアの項目内には、FMラジオ・オーディオプレイヤー・ファイルマネージャー(ファイラー)があります。
FMラジオはイヤホンマイク端子にイヤホンが接続されていないと利用ができませんが、本体背面のスピーカーからの出力にも切り替えることができます。なお、イヤホンは開封レポート時にも紹介しましたが、同梱されていないので市販のイヤホンを別途自分で用意する必要があります。
イヤホンを接続しないで起動しようとすると接続するように促すメッセージが表示される
オーディオプレイヤーは本体およびmicroSDカードのMusicフォルダー内にあるMP3やWAVなどのオーディオファイルを再生できます。筆者が試してみたところ、MP3やWAV、m4a、MIDI形式のファイルが再生できました。これらはすべての着信音などに設定が可能です。ただし、MIDIファイルについては内蔵音源がよくないためか質は低いので注意してください。
オーディオプレイヤーの画面
ファイルマネージャーはその名の通りの機能で、フォルダーの作成やファイルコピーなどを行なえます。もちろん、電話機本体とメモリーカード間のファイルのやりとりが可能です。
画像ファイルについてはBMPおよびJPG、PNG形式の再生を確認しており、128×160ピクセル以下の画像であれば待ち受け時の壁紙に設定することもできました。
・ボイスレコーダー
メインメニュー右下のボイスレコーダーでは、会話の録音などが可能です。初期設定では「音質:低い」となっているので、使うつもりであれば設定を見直したほうがいいかもしれません。
録音先を本体かメモリーカードかへ変更が可能で、録音時の録音ファイルの形式(拡張子)を3種類から自由に選んで録音ができます。
・Bluetooth
SimpleはBluetooth 2.1(+EDR)を搭載しており、Bluetoothヘッドセットやスピーカーなどをペアリングして利用できます。
6月に開催された発表会でのタッチ&トライの際に説明員から「スマートフォン(スマホ)とペアリングでのBluetooth子機登録が可能になる予定である。」という説明を受けていましたが、実装は見送られたのか子機登録をすることはできません(公式Webページにも注釈が加えられていました)。
このようにFREETEL Simpleは通話とSMSに基本的な機能を絞り込みつつも、ラジオやオーディオプレイヤーといった機能も搭載しています。荒削りな部分も見られますが、どんな製品であるかをわかった上で購入するには悪くない機種なのではないかと思いました。
記事執筆:河童丸
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