Samsungがスマートウォッチ「Gear S2」および「Gear S2 classic」を正式発表!

Samsung Electronics(以下、Samsung)は31日(現地時間)、先日告知していたTizen OSを採用したフル円形ディスプレイ搭載スマートウォッチ「Gear S2」および「Gear S2 classic」を正式発表しています。ドイツ・ベルリンにて9月4日から開催される総合家電関連展示会「IFA 2015」に合わせて9月3日に行われるプレスカンファレンスにてお披露目されます。

両モデルの違いはGear S2 classicのほうがよりクラシカルな腕時計っぽい外観で、黒い時計本体部分にレザーバンドを組み合わせ、Gear S2はダークグレーの本体部分にダークグレーのバンドおよびシルバーの本体部分にホワイトのバンドの2色が用意されています。

発売時期や販売地域は明らかにされていませんが、今秋以降にグローバル市場で販売されると見られています。

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Gear S2のSilver Case/White Bandカラー

Gear S2シリーズはSamsungのスマートウォッチ「Gear」シリーズの最新モデルで、前モデルで初のW-CDMA方式による3G通信にも対応した「Gear S」に続いて3G対応モデルがあり、SIMカードには電子式のe-SIMが採用されているとのこと。同社では音声通話に対応したe-SIMは世界初だとしています。なお、Gear Sと同様に3G非対応モデルも用意されています。

スペックとしては約1.2インチ360×360ドットCircle Super AMOLED(フル円形有機EL)ディスプレイ(約302ppi)や最大1.0GHzデュアルコアCPU、512MB内蔵メモリー(RAM)、4GB内蔵ストレージ、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、NFC、加速度センサー、ジャイロセンサー、心拍センサー、環境光センサー、気圧センサーなど。

バッテリーは3G対応モデルが300mAh、3G非対応モデルが250mAhで、通常利用による電池持ちが3G対応モデルが約2日、3G非対応モデルが約2〜3日とされており、どちらもワイヤレス充電にも対応しています。

また、IP68準拠の防水・防塵にも対応。サイズと質量はGear S2が約42.3x49.8x11.4mmおよび約47g、Gear S2 classicが約39.9x43.6x11.4mmおよび約42g。

機能的には連絡帳や通知、メッセージ、メール、音声入力、ソフトウェアキーボード、プリセットテキスト、スケジュール、ニュース、地図&ナビゲーション、天気、ミュージックプレイヤー、ギャラリーなどで、健康支援サービス「S Health」および「Nike+ Running」と連携できます。

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Gear S2 classic


記事執筆:memn0ck


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