iPhone 6sのSIMフリーモデルを購入!

Appleが日本時間の今月10日に発表した新しいスマートフォン「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」。昨年発売された「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」と外観はほぼ同じながら新色ローズゴールドが追加され、従来からあるシルバーおよびスペースグレイ、ゴールドと合わせて4色展開となりました。

また、外観はほぼ変わっていませんが、中身は一新されており、第3世代の64bit対応チップセット「A9」によってiPhone 6シリーズよりもCPU全体のパフォーマンスが70%、GPUは90%高速になっているほか、iPhoneシリーズでは初の2GB内蔵メモリー(RAM)となりました。

そんな2機種が昨日25日に発売され、事前予約の徹底によって以前のような同社のショップ「Apple Store」や日本国内で取り扱う携帯電話各社の旗艦店などにおける長蛇の列はほぼなかったものの、発売日の朝から話題で持ち切りとなっています。

今回はこのうちのディスプレイサイズの小さなiPhone 6sの新色ローズゴールドSIMフリー版を「Apple Online Store」に購入したので、まずは開封してパッケージや外観などを写真で紹介していきたいと思います。

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筆者は今回、一昨年の「iPhone 5s」と昨年のiPhone 6 Plusに続いて日本国内でも正規ルートで購入できるようになったSIMフリー版をApple Online Storeで予約開始直後に予約して購入しました。

予約注文を完了したのは予約が開始された9月12日16時過ぎから少し経った16時17分。他の公式Webストア「ドコモオンラインショップ」および「au Online Shop」、「ソフトバンクオンラインショップ」の状況を調べつつ、iOS向け専用アプリ「Apple Store」ですんなり予約できました。その後、予約日の19時37分に注文完了メールが届き、昨年と同様に発売日前日の9月24日18時33分に商品出荷のお知らせが届いていました。

昨年も前日の夜に発送されて発売日午前中に届いたので今年は比較的安心して待つことができ、配送状況を見ると、9月24日10時13分には配送業者で手配されており、昨年より5分遅れること9月25日9時47分に受け取りできました。

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外箱とiPhone 6 Plus。外箱を開封すると中にパッケージ(箱)


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iPhone 6sのパッケージを開けるとまずはiPhone 6sの本体

配送業者も昨年と同じクロネコヤマトで、昨年の記事を見る限り、大きめ外箱も同じだった模様。外箱を開けると、真っ白い製品化粧箱(パッケージ)が現れます。パッケージの開封についてもすでにau版について開封&外観レビューを掲載しているのでそちらを参照してください。外箱にはau版とは違い納品書のようなものは入っていません。

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iPhone 6sのパッケージ内容物

外装を覆う透明なシートは表裏がつながっていて少し分厚いので、ディスプレイ保護フィルムを買い忘れたからといって付けたままにしておくというのはちょっと邪魔そうです。

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付属のピンでSIMカードスロットを開けて、SIMカードを装着。SIMカードサイズはiPhone 5から採用されているnanoSIMカードサイズ(4FF)

今回購入したSIMフリーモデルにはSIMカードが装着していないどころか、付属もしていません。そのため、別途、通話・通信ができるSIMカードを用意する必要があります。筆者は今回は回線数が多くなってきた「mineo」のSIMカードを装着しました。キャンペーンでかなりお得ですし。

いつも通り、SIMカードがないと、iPhone単体では無線LAN(Wi-Fi)接続でも初期設定におけるアクティベーションが行えず、利用できるようにならないので後で用意すればいいかというように思っている人は注意しましょう。

調べた限りでは各社ともにiPhone 6シリーズと同じように使えているようです。すべてサービスをチェックしていませんが、少なくともIIJmioやmineoでのiPhone 6sとiPhone 6s PlusでiOS 9.0.1(13A405)およびキャリア設定「ドコモ 21.1」と「KDDI 21.1」の主な動作状況は以下の通り。

サービス音声通話データ通信テザリング
IIJmio
mineoDプラン
Aプラン×

なお、NTTドコモ回線ではSIMフリー版だけでなく、NTTドコモ版も、au回線ではau版も使えるとのこと。また、NTTドコモ回線ではIIJmioではVoLTEも使えるとのことですが、一方でデータ通信専用SIMカードの場合にVoLTEを有効にするとLTEエリアでのみアンテナピクトが表示され、3Gエリアに移動するとアンテナピクトが正しく表示されないということです。

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iPhone 6sを持ってみたところ

SIMカードを装着したら本体右側面の上部にある電源キーを長押しして電源をオンにし、初期設定をしていきます。今回は初期設定の内容は省きます。なお、今回は発売前にすでに最新プラットフォーム「iOS 9」の修正版「iOS 9.0.1」が配信開始されているので、初期設定を終えるとすぐにアップデートするようになっています。

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iPhone 6sでは購入後に初期設定するとすぐにiOS 9.0.1にアップデートが必要


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iPhone 6sの背面の様子。購入したのはローズゴールドは結構ピンク

iPhone 6sの各種製品情報については以下の記事を参照してください。ここでは主に実際に手にしてみた印象を写真に添えて紹介しておきます。

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iPhone 6sの側面(上から下・上・右・左)

といっても、昨年購入したのはiPhone 6 Plusのシルバーなのでかなり違います。iPhone 6s Plusにしなかったのは5.5インチサイズが大きすぎるというわけではなく、1つは4.7インチサイズの製品も持っておきたいと思って点、もう1つはiPhone 6sシリーズはiPhone 6シリーズに比べて若干ですが重くなっており、iPhone 6 Plusよりさらに重くなるのはきつそうだったからです。どちらかというと前者の理由が大きです。

持った印象はやはりiPhone 6 Plusと比べると持ちやすいです。近くに転がっていたiPhone 6と持ち比べてみると多少重いかなと思うものの、比較しなければiPhone 6sはそれほど重くは感じないかなと思いました。

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Phone 6s・ローズゴールド(左)とiPhone 6・ゴールド(右)を並べてみたところ


記事執筆:memn0ck


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