HTC NIPPONが日本向けに発売する2機種のSIMフリースマホを体験できるブロガーイベントを開催!

既報通り、HTC NIPPONは1日、日本市場向けでは初となるSIMフリーのAndroidスマートフォン(スマホ)の販売を開始すると発表し、同日、同社はSIMフリースマホ「Desire」シリーズについての記者発表会を都内にて開催しました。

発売されるのは日本市場向けでは初となるAndroidを搭載したSIMフリーのHTC製スマホ「Desire EYE」と「Desire 626」で、すでに予約受付が開始され、10月中旬に発売されます。価格はオープンながら同時にオープンした公式Webストア「HTC e-shop」( http://www.htc-shop.jp )ではHTC e-shopでは、Desire EYEが52,800円(税抜)、Desire 626が29,800円(税抜)。HTC e-shopのほか、Amazon.co.jpや各家電量販店で販売されます。

さらに、HTC NIPPONでは事前に公式Facebookページにて一般参加者を募集していた「ブロガーイベント」も同日に東京都千代田区内にて開催。筆者も当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」の代表として参加してきましたのでその様子を紹介したいと思います!

RIMG0174
玉野氏による開会の挨拶

ブロガーイベントでも記者発表会と同様にHTC NIPPON代表取締役社長の玉野浩氏が開会挨拶、そして、Desire EYEとDesire 626の機種についての簡単なプレゼンテーションを行いました。内容は同日午後に行われた発売記者会見と同様になるためここでは割愛させていただきますが、詳しくは「HTCが日本のSIMフリー市場に再参入!カメラ機能充実・スタイリッシュなスマホ「Desire EYE」と「Desire 626」の発表会を開催――玉野社長が語った差別化ポイントとは?【レポート】 - S-MAX」をご覧ください。

また、今回の記者発表会にはHTCの地元である台湾のメディアも招待されていたのですが、その招待していた台湾のメディアの方々には9月29日に箱根で懇親会を行っていたことも紹介されました。使われるかわかりませんが、なんと記者発表会では上記のS-MAXの記者発表会のレポートを執筆したこばさんが台湾のメディアに逆取材されていました。

100
台湾メディアに逆取材されるこばさん

短い説明の後、一旦用意された食事を取りつつ、短いフリータイムが行われ、続けて、食事をしたり、手元に用意されたDesire EYEとDesire 626をいじりながら、質問タイムに。質疑応答では手を上げにくそうにしている参加者の中、S-MAXの編集長がトップバッターで質問を投げかけ、参加者のみなさんも次々と質問をされていました。

質問はおおまかに開発・営業・サポート・マーケティングといった各チームの人たちにそれぞれの気になった点などを聞いていきました。中には回答者がドキッとするような質問も投げかけられ、改善要望を切望する人、かなりコアな質問をする人など、回答に困って思わず天を仰ぐような場面もあり、終始笑いが絶えることのない貴重な時間となっていました。ざっくりと主な質問と回答は以下の通りです。

Q. これまでの大手携帯電話向けとは異なり、今回投入する機種を含めてSIMフリースマホを直接販売しますが、AndroidのOSバージョンアップについては行っていくんでしょうか?
A. グローバルモデルでバージョンアップするものについては同じように行っていくつもり。

Q. サポート体制を万全にするということですが、初心者がスマホとSIMを別々に購入した場合にどこまで使い方などをサポートしてくれるのでしょうか?
A. 日本の主要なNTTドコモ回線を用いた仮想移動体通信事業者(MVNO)はすべて試験をしており、使い方などを調べているので、例えば、楽天モバイルの設定の仕方がわからないといったことであれば案内します。

Q. 最短5日で修理などで戻ってくるのは土日も含みますか?また、使えない間に代替機などを用意するといったことはありますか?
A. 土日含まずに平日のみで最短5日。代替機についても検討しています。

Q. 修理などを補償するサービスを提供しないのですか?
A. 実は検討しています。ただ、現時点でやるやらないを含めて話せる段階にはないです。

Q. 一部の製品では画面が濡れた状態だと誤動作してしまってまともに操作できないということありますが、防水対応のDesire EYEでは大丈夫でしょうか?
A 水滴で誤動作はします。ただし、昔の製品のように水滴で勝手に操作されてしまってまったく操作できなくなるようなことはないです。とはいえ、きちんと操作するには水滴を拭きとって利用して欲しいです。

Q. 最近の日本ではHTCはauからだけで、新たにSIMフリースマホを発売しますが、NTTドコモからも過去には販売されていました。今後再び、NTTドコモから出ることはないんでしょうか?
A. HTCとしてはNTTドコモにも帰りたいと思っています。ただ、HTCだけでどうにかなる問題ではないが、がんばりたい。

Q. 実際に手にとって試せる販売拠点は家電量販店になると思うが、そういった店舗が近くにないような地方での施策はあるのか?
A. 現状そういった施策はないですが、家電量販店も最初に80店舗であって順次拡大していく予定です。また、地方でも購入しやすいようにHTC e-shopやAmazon.co.jpといったオンラインストアでも販売することにしました。

Q. SIMフリースマホは家電量販店を中心に販売していくということですが、店頭での携帯電話向け製品との差別化はどうしていくんでしょうか?
A. au向けにハイエンドを提供しており、今回はそれとバッティングしないようにラインナップしました。店頭での差別化はなかなか難しく、具体的にこれといった策はないが、順次考えていきたいと思っています。

Q. 海外向けにはHTC One M9などのハイエンドスマホや面白いカメラのHTC REなどの魅力のある製品もあるが、これらを日本で販売する予定はないのでしょうか?
A. 実はHTC REについては販売しようと検討していました。ただ、日本だと"盗撮カメラ"といった悪いイメージが付いてしまうかもしれないことも考え、販売できませんでした。また、ハイエンドスマホについても検討はしています。

Q. 過去に乃木坂46をプロモーションに起用してそれまでのHTCユーザーの中心だったギーク層から一般層にも広がったと思いますが、今回のSIMフリースマホではそういったことは行わないのでしょうか?
A. 製品ごとのイメージや戦略に合った起用をしていますが、今回のSIMフリースマホ2機種では現時点では予定していません。

RIMG0225
開発チームのみなさま


RIMG0239
営業チームのみなさま


RIMG0259
マーケティング広報チームのみなさま


RIMG0229
真剣に聞き入る参加者のみなさん


RIMG0167
和やかムードのなかフリータイムに突入


RIMG0165
お蕎麦やお寿司などの美味しい軽食も用意されていました!


RIMG0222
美味しい食事に舌鼓を打ちながら、発表された2機種についてアツく語るS-MAXライターでもある参加者の2人。今回はブロガーとして応募・参加とのこと

発表されたDesire EYEとDesire 626の2機種が各参加者の手元に1台ずつ、色違いがさらにテーブルの中央にディスプレイされていて手に取れるようになっていて、それぞれ自由に触れることができるようになっていました。参加者のみなさんはそれぞれ、真剣に、楽しく、“何を質問してやろう?”とスマホをいじりながらカタログを見比べるなどさまざまでした。

RIMG0168

RIMG0169

RIMG0232

RIMG0234
すでに発表会レポートでDesire EYEとDesire 626のタッチ&トライした模様も行われているので、ここではブロガーイベントの会場の様子も含めて紹介


IMG_20151001_210934~2
今回のブロガーイベントに参加されたみなさま。お疲れ様でした!充実した時間を過ごすことができたのではないでしょうか

ブロガーイベントでは後日となりますが、実際にDesire EYEとDesire 626をお借りできるということですので、気になる機能やカメラなどを詳しく紹介していきたいと思いますのでご期待ください!

記事執筆:にゃんこ


エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
HTC 関連記事一覧 - S-MAX